ななつぼしって、特Aのお米なの?
特Aって聞いたことがあるけど、そんなに評価が高いお米なのかな?
2026年の最新ランキングでも、ななつぼしは特Aを獲得しているの?
北海道産ななつぼしを買おうとしたとき、「特A」と書かれた米袋を見かけたことはありませんか?
最高評価のお米ならおいしそう。でも、ななつぼしは本当に特Aなのか、全国の食味ランキングでは何位なのか、気になるところです。
私は北海道で暮らしており、ななつぼしを10年以上食べてきました。つや姫や雪若丸、青天の霹靂など、さまざまなお米を食べるようになった今でも、普段の食卓になじむ北海道米として思い浮かぶのが、ななつぼしです。
実は、令和7年産の北海道産ななつぼしは、米の食味ランキングで最高評価の「特A」を獲得しています。しかも、平成22年産から16年連続です。
ただし、特Aだからといって、スーパーや通販で売られているすべてのななつぼしがおいしいと保証されているわけではありません。
今回は、2026年10月19日時点で確認できる公式評価をもとに、食味ランキングの仕組みや米の等級との違いを解説します。
さらに、私が実際に食べて感じたななつぼしの味も紹介していきますね。
ななつぼしは2026年も特A?
ななつぼしの評価を確認するときに、まず知っておきたいのが「評価されたお米の収穫年」です。
2026年に発表されたランキングと、2026年に収穫されたお米のランキングは同じではありません。ここを区別しておきましょう。
令和7年産は最高評価の特A
2026年10月19日時点で公表されている最新の米の食味ランキングでは、北海道産ななつぼしは「特A」です。
対象となっているのは、2025年に収穫された令和7年産米になります。
米の食味ランキングは、日本穀物検定協会が毎年実施しているものです。全国の主な産地品種銘柄について、炊いたご飯を実際に食べ比べて評価しています。
令和7年産の北海道の評価は、次のとおりです。
| 北海道の品種 | 令和7年産の評価 |
|---|---|
| ななつぼし | 特A |
| ゆめぴりか | 特A |
| ふっくりんこ | A |
ななつぼしとゆめぴりかは、どちらも最高ランク。ふっくりんこも基準米より良好とされるA評価を受けています。
北海道のお米が高く評価されていることが分かりますね。
なお、ここで紹介したのは令和7年産の結果であり、毎年すべての品種が同じ評価になるとは限りません。
(出典:日本穀物検定協会「米の食味ランキング」)
平成22年産から16年連続
ななつぼしの評価で注目したいのは、一度だけ特Aになったわけではないことです。
平成22年産から令和7年産まで、16年連続で特Aを獲得しています。
平成22年は西暦2010年、令和7年は2025年です。つまり、2010年産から2025年産まで、毎年最高評価を受けてきたことになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 連続特Aの開始 | 平成22年産(2010年産) |
| 最新の対象年産 | 令和7年産(2025年産) |
| 連続記録 | 16年連続 |
| 評価 | 特A |
| 発表年 | 2026年 |
北海道米販売拡大委員会も、2026年3月23日のお知らせで、令和7年産ななつぼしが16年連続の特A評価を獲得したと発表しています。
毎年の収穫条件が異なるなかで、この評価が続いているのは注目したいところです。
ただし、16年間まったく同じ味だったという意味ではありません。気温や日照、収穫時期などによって、お米の出来には年ごとの違いがあります。
それでも、長期間にわたって高い食味評価を受けていることは、ななつぼしを選ぶときの参考になると思います。
(出典:北海道米販売拡大委員会「北海道米ななつぼし米レージキャンペーン」)
令和8年産の評価はまだ?
2026年に販売されている新米について調べている方は、ここに注意してください。
2026年に収穫された令和8年産ななつぼしの食味ランキングは、2026年10月19日時点ではまだ公表されていません。
現在確認できる最新の結果は、令和7年産です。
米の食味ランキングは、対象となる年に収穫されたお米を評価し、その後に結果が発表されます。
そのため、新米の販売開始と同時に新しいランキングが決まるわけではありません。
たとえば、2026年秋に収穫された令和8年産ななつぼしを購入する場合、商品ページに「16年連続特A」と書かれていても、それは令和7年産までの実績を示している可能性があります。
2026年の表示で気をつけたいこと
「2026年に発表された特A」と「令和8年産のお米が特Aになった」は別の意味です。
令和8年産の商品を買うときは、過去のランキング実績と、その商品の収穫年を分けて確認しましょう。
私なら、令和8年産を購入するときも、これまでの特A評価を参考にします。ただし、実際に届くお米の産地や精米時期も合わせて見ておきたいですね。
米の食味ランキングとは?
ななつぼしが特Aと聞くと、「全国のお米の中で一番おいしいの?」と思うかもしれません。
ですが、食味ランキングは全国のすべてのお米に順位を付けるものではありません。
どのように評価されているのかを知ると、特Aの意味が分かりやすくなります。
日本穀物検定協会が評価

米の食味ランキングを実施しているのは、日本穀物検定協会です。
昭和46年産米から全国規模で実施されており、長い歴史があります。
評価方法は、炊飯した白米を試食し、基準となるお米と比較する「食味官能試験」です。
ランキング試験では、複数産地のコシヒカリを混ぜた基準米と、評価対象のお米を食べ比べます。
その結果をもとに、基準米と比べて食味がどの程度良好なのかを判定する仕組みです。
大切なのは、単にお米の見た目や価格だけでランクが決まるわけではないこと。実際に炊いて食べた結果が評価の土台になっています。
私もいろいろなお米を食べ比べていますが、袋に入った状態では分からなかった味の違いが、炊いてみるとはっきりすることがあります。
米粒の見た目だけで判断せず、炊いたご飯を評価するという方法には納得できます。
特AからB'までの5段階
米の食味ランキングには、5段階の評価があります。
最高ランクが特Aで、その下にA、A'、B、B'が続きます。
| 評価 | 基準米との比較 |
|---|---|
| 特A | 特に良好 |
| A | 良好 |
| A' | おおむね同等 |
| B | やや劣る |
| B' | 劣る |
つまり、特Aは基準米より特に良好と評価されたお米です。
ここで覚えておきたいのは、A評価も基準米より良好ということ。
特Aではないからといって、そのお米がおいしくないという意味にはなりません。
また、A'は「Aより少し悪いお米」というより、基準米とおおむね同等という位置付けです。
ランキングを見ると特Aだけに目が向きがちですが、それぞれの評価が何を示しているのかを知っておくと、銘柄選びの参考になります。
特Aは全国1位という意味?
ななつぼしのランキングについて、「全国何位なのか」が知りたい方もいると思います。
ただし、特Aは全国1位を意味するものではありません。
食味ランキングは、対象となる産地品種銘柄を基準米と比較し、ランクを付けています。
同じ年に特Aを獲得するお米は、全国に複数あります。
たとえば、令和7年産では、北海道のななつぼしとゆめぴりかが特Aです。青森県産の青天の霹靂や、山形県産のつや姫にも特A評価があります。
しかし、これらのお米の間で1位、2位、3位という順位が付けられているわけではありません。
食味ランキングの読み方
特Aは最高ランクであり、全国で最もおいしいお米を一つだけ決める称号ではありません。
同じ特A同士でも、甘みや粘り、粒の食感などに違いがあります。
私は、特Aを「自分が好きなお米を探すときに参考にできる評価」と考えています。
全国1位という数字を探すより、そのお米が自分の好きな味に合っているかを知るほうが、普段の食卓では大切かなと思います。
特Aは市販の米袋の保証ではない

食味ランキングについて、特に誤解しやすいのがこの点です。
特Aは、スーパーや通販で販売されている一袋一袋のお米を検査して認定する制度ではありません。
日本穀物検定協会は、ランキングが主な産地品種銘柄の供試試料を評価したものであり、流通するすべてのお米を評価しているわけではないと説明しています。
同じ北海道産ななつぼしでも、生産者や田んぼ、収穫年、保管方法によって状態が違うことはあります。
さらに、精米してからの時間や家庭での炊き方によっても、食べたときの印象は変わります。
たとえば、同じ品種でも、浸水が十分なご飯と、水分が不足して芯が残ったご飯では、食べやすさが違いますよね。
これは特Aの評価が間違っているという話ではありません。ランキングと、購入した商品の状態は別のものだからです。
日本穀物検定協会も、米袋などに特Aを表示する場合、商品そのものの評価ではないことが消費者に伝わるよう求めています。
私は特Aという表示を見たら、「この品種は公式に高い食味評価を受けているんだな」と受け止めます。でも、購入を決めるときには、米袋の産年や精米時期も確認します。特Aだけで判断しないのがポイントですよ。
北海道米のランキングを比較
同じ北海道米でも、ななつぼしとゆめぴりか、ふっくりんこでは特徴が異なります。
ここでは、令和7年産の評価と実際の味の違いを見ていきましょう。
ただし、この記事ではランキングの意味を中心に紹介し、銘柄ごとの詳しい食べ比べは別の記事で扱います。
ゆめぴりかも特A評価
北海道米の人気銘柄として、ななつぼしと並んで知られているのがゆめぴりかです。
令和7年産の食味ランキングでは、ゆめぴりかも特Aを獲得しています。
同じ最高評価ですが、私が実際に食べた印象はかなり違いました。
ゆめぴりかは、一口目から甘みを感じやすく、もちもちした食感が特徴的です。一方、ななつぼしは甘みが穏やかで、粒の存在感がありながら軽やかに食べられます。
| 比較項目 | ななつぼし | ゆめぴりか |
|---|---|---|
| 令和7年産の評価 | 特A | 特A |
| 私が感じた甘み | 噛むほど自然に感じる | 一口目から分かりやすい |
| 粘り | 控えめで軽やか | もちもちしている |
| 向いている食事 | 普段のおかずやお弁当 | 白ご飯を楽しむ食事 |
※味や食感は私が購入して食べた商品の感想です。同じ条件で行った専門的な食味試験ではありません。
私はゆめぴりかの無洗米5kgも実際に購入して炊きましたが、甘みの感じ方には違いがありました。
つまり、どちらも特Aだからといって同じ味ではないんです。
詳しい違いは、ゆめぴりかとななつぼしを実際に食べ比べた記事で紹介しています。
ふっくりんこはA評価
北海道米のふっくりんこは、令和7年産の食味ランキングでA評価を受けています。
ななつぼしやゆめぴりかの特Aと比べると、一段階下のランクです。
ただし、Aは基準米より良好と評価されているため、決して低い評価ではありません。
ふっくりんこは、ふっくらした食感や甘みが特徴として紹介される北海道米です。
ななつぼしと同じ北海道で生産されていても、品種が違えばご飯の特徴も違います。
ここで考えたいのは、特AとAの差だけで購入するお米を決めてよいのか、ということです。
ふっくらしたご飯を好む方なら、A評価の品種が自分に合うこともあるでしょう。
私は、ランキングの結果は参考にしながらも、普段どんなご飯を食べたいかを大切にしたいと思っています。
全国の特A米との違い
ななつぼしの評価を考えるときには、全国の特A米との違いも気になりますよね。
令和7年産のランキングでは、青森県の青天の霹靂や山形県のつや姫などにも特A評価があります。
ただし、特Aの銘柄だけを集めても、味は一つに決まりません。
私は青天の霹靂やつや姫も食べましたが、同じ最高評価でも、ご飯の甘みや口当たりにはそれぞれ特徴がありました。
つや姫はツヤと甘みが印象的で、青天の霹靂は粒立ちがよく、比較的あっさりした食感です。
一方のななつぼしは、甘みや粘りが控えめで、おかずと一緒に食べやすいところが気に入っています。
これらは私の実食による感想で、ランキングの評価点を比較したものではありません。
同じ特Aでも、どのお米をおいしいと感じるかは人によって異なります。
「特Aだから全部同じようにおいしい」ではなく、最高評価の中にもいろいろな個性があると考えると、お米選びが楽しくなりますよ。
ななつぼしの等級と特Aの違い
通販でななつぼしを探していると、「特A」「1等米」「単一原料米」などの言葉が並んでいることがあります。
どれも良いお米を示す言葉に見えますが、実際には意味が違います。購入前に知っておくと、米袋の表示を理解しやすくなります。
1等米は玄米の品質等級
まず、1等米は農産物検査における玄米の品位等級です。
検査では、整った米粒の割合や水分、被害を受けた粒、異物などを確認します。
たとえば、水稲うるち玄米の1等では、整粒割合70%以上などの規格が定められています。
なお、水分についても基準があり、規格の適用には附則などが関係します。
この検査は、炊いたご飯を食べて甘みや粘りを判定するものではありません。
そのため、1等米だから必ず特Aになるわけではなく、特Aの品種だから流通するすべての商品が1等米になるわけでもありません。
そもそも評価している対象が異なります。
私は米袋に「1等米」と書かれていたら、食味ランキングとは別の検査に関する表示として見ています。
特Aと1等米は別の制度
特Aと1等米の違いを表にすると、次のようになります。
| 項目 | 特A | 1等米 |
|---|---|---|
| 制度 | 米の食味ランキング | 農産物検査 |
| 主な評価対象 | 産地品種銘柄の供試試料 | 検査対象の玄米 |
| 確認する内容 | 炊飯したご飯の食味 | 整粒割合や被害粒など |
| 判定 | 特A・A・A'・B・B' | 1等・2等・3等・規格外など |
| 意味 | 基準米との食味比較 | 玄米の品位 |
さらに、「単一原料米」という表示もあります。
これは、原料となる玄米について、産地・品種・産年が同一であり、必要な根拠資料が確認できる場合の表示です。
つまり、単一原料米という言葉自体が、特Aや1等米を保証するわけではありません。
米袋の表示を読むポイント
「北海道産ななつぼし・単一原料米」は、原料玄米の産地や品種などに関する表示です。「1等米」は玄米の品位、「特A」は食味ランキングの評価です。
似たような品質表示に見えても、役割が異なることを覚えておきましょう。
ネット通販では複数の言葉が商品名に並ぶこともありますが、それぞれの意味を理解して確認したいですね。
米袋の特A表示で確認すること
ななつぼしの米袋には、星のデザインや北海道の風景、産地名などが使われていることがあります。
商品によっては、16年連続特Aなどの実績を紹介している場合もあるでしょう。
ただし、パッケージが違うからといって、別の品種とは限りません。
同じ北海道産ななつぼしでも、生産者や販売会社、精米方法によって米袋のデザインは変わります。
私が確認した当別町産ななつぼしと東神楽産ななつぼしも、袋の見た目が異なっていました。

私なら、特Aの文字やパッケージの印象だけで決めず、原料玄米の表示を確認します。
米袋の見分け方は、ななつぼしのパッケージの違いと選び方でも紹介しています。
ななつぼしの食味を実食評価
ここまで食味ランキングの話をしてきましたが、実際に食べておいしいと感じるかどうかは別の話です。
私はななつぼしを10年以上食べています。今回は、北海道・当別町産ななつぼしを改めて炊いて、甘みや粘り、冷めた食感を確かめました。
当別町産ななつぼしを実食
今回食べたのは、北海道当別町で生産された精白米のななつぼしです。
袋を開けて米粒を確認すると、大きさは比較的そろっていました。少し白く濁って見える粒もありましたが、全体として透明感のあるきれいなお米という印象です。
手に取ると米粒はさらさらしていて、精米したお米らしいほのかな香りがしました。

私は普段使っているタイガーの炊飯器で炊きました。
洗米後は浄水器を通した冷たい水に約30分浸水させ、「極うま」メニューで炊飯しています。
炊き上がってふたを開けると、湯気と一緒にやさしい甘い香りが広がりました。
しゃもじでほぐしたときも、ご飯がベタッと一つにまとまる感じはありません。一粒一粒がつぶれず、表面にはきれいなツヤがありました。
長年食べてきたお米ですが、こうして改めて確認すると、ななつぼしらしい粒立ちのよさが分かります。
甘みは控えめで噛むほどおいしい
実際に食べて最初に感じたのは、ななつぼしは甘さを前面に出すお米ではないということです。
口に入れた瞬間は、比較的さっぱりしています。
ところが、何度か噛んでいくと、少しずつお米の自然な甘みと旨みが出てきました。
一口目から濃い甘みが広がるというより、噛んでいるうちに味が分かってくるお米です。
粘りも強すぎません。もちもちした食感が長く口に残るのではなく、米粒を感じながら軽やかに食べられます。

私は、この甘みと粘りが控えめなところを、ななつぼしの長所だと思っています。
焼き鮭や卵焼き、味噌汁と一緒に食べると、ご飯だけが目立ちすぎません。
おかずを食べて、ご飯を食べて、またおかずを食べる。そんな普段の食事に自然になじみます。
特Aという評価から、甘みが濃くてもちもちしたご飯を想像すると、少し違うと感じるかもしれません。
でも、毎日の食卓で食べやすいことも、お米のおいしさの一つだと私は思います。
つや姫の直後は物足りなかった
今回ななつぼしを食べて、最初に少し驚いたことがありました。
実は、ななつぼしに切り替える直前まで、私は山形県産つや姫を食べていたんです。
つや姫は、ご飯のツヤや甘みが印象に残るお米でした。
そのあとにななつぼしを口にすると、正直なところ、最初は「あれ?」と思いました。
つや姫のほうが甘みを感じやすく、見た目のツヤも華やかだったからです。
しかし、何口か食べ進めるうちに印象が変わりました。
ななつぼしは、一口目の甘みだけで魅力を伝えるお米ではありません。食べ続けても重たく感じにくく、おかずの味を邪魔しないところが良いんです。
一膳食べ終わると、「やっぱり普段のご飯として食べやすいな」と感じました。
私は10年以上ななつぼしを食べてきましたが、ほかの銘柄米をいろいろ食べたことで、むしろこの特徴がよく分かるようになりました。
食味ランキングが同じ特Aでも、甘みや粘りの感じ方は違います。ななつぼしは、白ご飯だけを一口食べて判断するより、いつものおかずと一緒に一膳食べてみてほしいお米です。
【PR】毎日のご飯に北海道産ななつぼし5kg
私はななつぼしを10年以上食べてきました。甘みや粘りが強すぎず、焼き魚や卵焼きなど、普段のおかずに合わせやすいところが気に入っています。
食味ランキングの評価だけでなく、実際の味も確かめてみたい方は、北海道産ななつぼしの普通精米5kgをチェックしてみてください。購入時は産年や精米時期、送料も確認しておきましょう。
冷めても食べやすいのが魅力
ななつぼしの良さは、炊きたてだけではありません。
私は昼のお弁当や塩むすびでも食べましたが、冷めても極端に硬くなったり、パサパサしたりする感じはありませんでした。
炊きたてのふっくらした食感とは少し違うものの、しっとりした感じが残っています。
塩むすびにすると、控えめな甘みと塩気がよく合いました。
お米そのものの甘さが濃すぎないため、塩を加えることで自然な甘みが分かりやすくなったのが印象的です。

北海道米の公式情報でも、ななつぼしは冷めても食べやすく、お弁当やお寿司などに向くお米として紹介されています。
ただし、どんな保存方法でもおいしさが続くという意味ではありません。
冷めたご飯を食べるときには、味だけでなく衛生面にも気をつけたいですね。
さらに詳しい実食の様子や、硬く炊ける原因については、ななつぼしを10年以上食べて分かった味と炊き方で紹介しています。
炊き方で食味の印象も変わる
同じななつぼしでも、炊き方によって仕上がりは変わります。
私が今回炊いたときは、洗米後に冷たい浄水で約30分浸水し、タイガーの炊飯器の「極うま」メニューを使いました。
この条件では、米粒がつぶれず、やわらかさと粒感のあるご飯になっています。
しかし、水が足りなかったり、吸水が十分でなかったりすると、芯が残って硬く感じることがあります。
反対に、水を入れすぎれば、べたつきが気になる仕上がりになるかもしれません。

私が最初に確認するのは、お米の計量と炊飯器の水位目盛りです。
そのうえで、使っている炊飯器の説明書に合わせて炊き、好みに応じて次回の水量を少しずつ調整します。
「特Aなのに硬い」「あまりおいしく感じない」と思ったときには、品種の評価だけでなく、炊飯条件も確認してみてください。
特Aななつぼしの選び方
食味ランキングを確認したら、次は実際の商品選びです。
私は、特Aという表示だけで購入を決めるのではなく、産地や産年、精米時期などを見比べるようにしています。
同じ北海道産ななつぼしでも、販売条件は一つではありません。
産地と産年を確認する
まず確認したいのが、原料玄米の産地と産年です。
ななつぼしは北海道内のさまざまな地域で生産されています。
私が今回実食したのは当別町産ですが、東神楽町など、ほかの産地の商品も販売されています。
同じ品種であっても、生産者や栽培条件が違えば、実際の商品の状態には違いが出ることがあります。
また、2026年秋には令和7年産と令和8年産の商品が流通する場合があります。
新米を希望するなら、単に「特A」「北海道産」と書かれているだけでなく、令和8年産かどうかを確認しておきましょう。
産年が新しいことは選ぶときの一つの目安ですが、それだけで味の良し悪しが決まるものでもありません。
適切に保管されたお米かどうかも大切です。

精米時期と保管状態も大切
次に確認したいのが、精米時期です。
お米は精米したあとも、空気や温度、湿度などの影響を受けます。
そのため、購入時には産年だけでなく、いつ精米された商品なのかも確認したいところです。
ただし、精米日が新しければ必ずおいしいという単純な話ではありません。
保管状態や包装方法によっても、お米の状態は変わります。
通販の場合は、販売ページに精米時期の案内があるか、注文後に精米する商品なのかなどを確認してみてください。
届いたあとは、高温多湿や直射日光を避けて保管しましょう。
家庭では密閉容器に入れ、冷蔵庫の野菜室など、温度変化が少ない場所で保管する方法もあります。
【PR】北海道産ななつぼしを農家直送で探す
ななつぼしを購入するなら、価格だけでなく、産地や栽培方法、精米時期も確認しておきたいところです。
食べチョクでは、北海道の生産者が出品するお米を探せます。令和8年産のななつぼしが気になる方も、商品の掲載状況や内容量、送料を比較してみてください。
食べチョクで北海道産のお米を探す※商品・価格・在庫・送料は変動します。ななつぼしの掲載状況はリンク先でご確認ください。
農家直送と一般通販の違いや、精米時期・送料の比較については、ななつぼし農家直送の選び方でも詳しく紹介しています。
5kgと無洗米の選び方
普段使いのななつぼしを購入するなら、容量や精米方法も確認しましょう。
初めてななつぼしを食べる方には、2kgなどの少量商品も選択肢です。
一方、毎日ご飯を炊く家庭なら、5kgは比較しやすい容量だと思います。
たとえば、北海道産ななつぼし5kgの普通精米なら、スーパーや通販で販売条件を見比べやすいでしょう。
洗米の手間を減らしたい方には、北海道産ななつぼし5kgの無洗米も候補になります。
ただし、普通精米と無洗米では商品価格や炊飯時の扱いが異なることがあります。無洗米を炊く場合は、炊飯器の説明書や商品の案内に合わせてください。
また、普段からななつぼしを食べている家庭では、北海道産ななつぼし10kgのまとめ買いも考えられます。
ただし、まとめ買いなら必ずお得になるわけではありません。送料や保管場所、食べ切るまでの日数も考えたいですね。
詳しい販売価格や容量別の選び方は、ななつぼし5kgの値段と購入先の比較記事で紹介しています。
【PR】洗米の手間を減らしたいなら、ななつぼし無洗米5kg
毎日のご飯に使うなら、ななつぼしの無洗米も便利です。忙しい朝や夕食の準備で洗米の手間を減らしたい方は、北海道産ななつぼしの無洗米5kgをチェックしてみてください。
※普通精米とは水加減が異なる場合があります。炊飯器や商品の説明に合わせて炊いてください。
特Aだけで購入を決めない
ななつぼしを選ぶとき、特Aは参考になります。
しかし、私は特Aであることだけを理由に、高い商品を選ぶ必要はないと思っています。
たとえば、同じ5kgの北海道産ななつぼしでも、産地指定や栽培方法、販売店、送料によって値段は変わります。
価格が高いから必ず食味が良いとも、安いから品質が悪いとも言い切れません。
購入前には、品種や産年が希望に合っているか、精米時期の案内があるか、無理なく食べ切れる量かを確認しておきましょう。
私自身、いろいろな銘柄米を食べ比べてきましたが、値段やランキングの高さが、そのまま自分の好みに一致するとは限らないと感じています。
白ご飯の甘みを楽しみたい日もあれば、焼き魚や味噌汁に合わせて、あっさりしたご飯を食べたい日もあります。
ななつぼしの魅力は、後者のような普段の食事で特に感じやすいと思います。
ななつぼしを初めて買うなら、私は少量から試す方法もおすすめしたいです。特Aだからといって、いきなり大容量を買う必要はありません。まず自分の好みに合うか確かめてから、5kgや10kgを選ぶと安心ですよ。
ななつぼしのよくある質問(FAQ)
最後に、ななつぼしの特A評価や食味ランキングについて、よくある疑問に回答します。
ランキングを見てから購入するまでに迷いやすいポイントを確認しておきましょう。
Q1. ななつぼしは2026年も特Aですか?
A. 2026年に公表された令和7年産の米の食味ランキングでは、北海道産ななつぼしは特Aです。平成22年産から16年連続となりました。ただし、2026年に収穫された令和8年産の評価は、2026年10月19日時点ではまだ公表されていません。
Q2. ななつぼしは全国ランキング何位ですか?
A. 米の食味ランキングは、全国のお米に1位から順番に順位を付けるものではありません。ななつぼしは最高ランクの特Aですが、全国1位という意味ではなく、ほかにも特Aを獲得している銘柄があります。
Q3. 特Aなら必ずおいしいですか?
A. 必ずおいしいと保証されるわけではありません。特Aは産地品種銘柄の供試試料に対する食味評価であり、販売される一袋ごとの認証ではないためです。産地や精米時期、保管状態、炊き方、食べる人の好みも関係します。
Q4. 特Aと1等米はどちらが上ですか?
A. 特Aと1等米は別の制度なので、どちらが上という比較はできません。特Aは炊飯したご飯の食味ランキング、1等米は玄米の整粒割合や被害粒などを確認する農産物検査の品位等級です。
Q5. ななつぼしとゆめぴりかはどちらが高評価ですか?
A. 令和7年産の米の食味ランキングでは、どちらも最高ランクの特Aです。ランキング上は同じ評価ですが、私が実際に食べた印象では、ゆめぴりかは甘みともちもち感が分かりやすく、ななつぼしは軽やかでおかずに合わせやすいお米でした。
まとめ|ななつぼしは16年連続特A
北海道産ななつぼしは、2026年に公表された令和7年産米の食味ランキングで、最高ランクの特Aを獲得しています。
平成22年産から数えると16年連続です。
ただし、特Aは販売されているすべての商品について、おいしさを保証する制度ではありません。
ななつぼしの評価で覚えておきたいこと
- 令和7年産ななつぼしは特A評価
- 平成22年産から16年連続で特A
- 令和8年産の評価は2026年10月19日時点で未公表
- 特Aは全国1位や個別商品の認証ではない
- 特Aと玄米の1等米は別の制度
- 購入時は産地・産年・精米時期も確認する
私はななつぼしを10年以上食べてきましたが、一番の魅力は毎日の食事になじむところだと思っています。
甘みや粘りが控えめで、噛むほど自然な旨みが出てくる。冷めても食べやすく、お弁当やおにぎりにも使いやすいお米です。
つや姫などの甘みが分かりやすい銘柄と比べると、最初は物足りなく感じるかもしれません。
それでも、一膳食べ終わったときに「食べやすかったな」と感じるのが、私にとってのななつぼしです。
特Aという評価は参考にしながら、最後は自分の好みと普段の食卓に合うかどうかで選んでみてください。
なお、食味ランキングの評価や販売商品の情報は今後変わる場合があります。正確な情報は公式サイトや商品表示をご確認ください。品質や表示について判断に迷う場合は、販売店やお米の専門家に相談すると安心です。
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ななつぼしは、ほどよい甘みと軽やかな食感で、毎日のご飯に取り入れやすいお米です。
初めての方は2kgや5kgを目安に、普通精米・無洗米などから選んでみてください。価格や送料を比較したい方と、産地や生産者にこだわりたい方では、おすすめの購入先も異なります。
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