
はじめに:私が、ごはんという“命の粒”に恋した理由
ようこそ、お米とご飯生活ガイド「ごはんくらし」へ!
運営者の 「まつま」 と申します。数ある情報サイトの中からこの場所を訪ねてくださり、心より感謝いたします。
私がこのブログを立ち上げた理由は、きわめてシンプルです。
――「炊き立ての湯気が立ちのぼる瞬間の幸福を、もっと多くの人と分かち合いたい」。
そんな、胸の奥から込み上げる思いをどうしても伝えたかったのです。
幼い日の記憶:ガス炊飯器からはじまった“ごはんへの目覚め”
私は北海道で生まれ育ち、気がつけば毎日、当たり前のように白いごはんを口にしていました。
幼い頃の我が家では、ガス炊飯器でごはんを炊くのが日常。台所から立ちのぼる湯気と、ごく自然に漂ってくる甘い香りが、家族の食卓をあたたかく包んでいました。
ある日、親戚が泊まりに来てくれたときのこと。炊きたてのごはんを食べた瞬間、目を見開いて「北海道のお米って本当においしいね!しかも、ガスで炊くと全然違う!ふっくらして甘い!」と感激してくれたのです。
その言葉に驚き、私は初めて気づきました――「炊き方や炊飯器が違うだけで、同じお米でも味も食感も変わるんだ!」と。
そこから私の中に、ごはんに対する小さな“好奇心の芽”が芽生えました。
「土鍋で炊くとどうなるの?」「お米の品種で甘みは違うの?」「炊飯器ってそんなに味に差が出るの?」
ごく普通の食卓で生まれたその疑問は、やがて私の暮らしそのものを形づくる、大切なテーマになっていきました。
私の“ごはん遍歴”は、まだ旅の途中
社会人を経験し、現在は主婦になった今でも、ごはんへの探求心はまったく衰える気配がありません。
むしろ、月に一度お米が切れるたびに、「次はどこのお米を食べてみようか」とワクワクしながら、各地の直売所や道の駅、通販サイトを巡っています。
毎回選ぶお米の産地や品種は違っていて、それぞれに驚きや発見があります。まだ全国の銘柄を頻繁に炊いてきたとは言えませんが、これから少しずつ時間をかけて、一つひとつのお米と向き合っていきたいと思っています。
今は、炊飯器と土鍋を状況に合わせて使い分けながら、浸水時間、水温、蒸らし時間の違いがどう味に影響するかを、実際に炊いて、食べて、ノートに書き留めています。
「このお米は冷めても甘みが残るな」「今日は水が少なかったかも」「土鍋炊きだと表面の張りが全然違う」――そんな気づきを日々、五感で確かめています。
このブログは、そうして積み重ねてきた“暮らしの中の実験”の記録でもあります。五感と足で集めたリアルなデータこそが、「ごはんくらし」の土台です。
私が追い求める「五感満足度」という価値基準
感覚 | こだわりポイント |
---|---|
香り | 蒸らし時間の違いで変化する“甘い蒸気”を重視 |
食感 | 粘り・歯切れ・冷めてからのモチッと感まで検証 |
温度 | 土鍋の余熱と炊飯器の保温で味がどう変わるか |
音 | “チリチリ”と水分が抜ける釜鳴りを記録 |
視覚 | しゃもじを入れた瞬間に立ち上がる艶を写真で比較 |
こうした数字には現れにくい要素こそ、ごはんの“官能性能”。
私は毎日の食卓で、その魅力を確かめ続けています。
ごはんくらしの編集哲学:あなたへの3つの誓い
- 一次情報+実体験
- 農林水産省統計、日本穀物検定協会の食味ランキング、文部科学省の食品成分表など、公的なデータに基づきます。
- そのうえで、必ず自分で炊き、食べ、写真を撮影。数字とリアルの両輪で真実を届けます。
- “生々しい台所目線”を大切に
- 見栄えだけのレシピは紹介しません。実際に家族が毎日食べ続けられるか、洗い物は増えすぎないかまでチェック。
- 成功も失敗もそのまま公開し、読者と一緒に学び合うスタンスを貫きます。
- 初心者にもマニアにも“発見”を
- 専門用語はかみくだいて解説。
- 玄米のβデンプンやアミロース比率など、深掘りしたい人には一次ソースへの導線をきちんと示します。
あなたと共につくる「ごはんくらし」
このブログは、私ひとりでは完成しません。
「この銘柄、美味しかったよ!」「失敗しない冷凍ごはんのコツは?」――あなたの体験や疑問が、新たな記事の種になります。
ぜひコメントやSNSで声を聞かせてください。
終わりに:ごはんがつなぐ、日常と感動
白いごはんは、ただの「主食」ではありません。
それは、田んぼで育ち、台所で炊かれ、食卓で語られ、心の中に記憶として残る――そんな命の粒だと、私は思っています。
炊飯器のタイマーをセットするとき、ふと「明日の一口目は、どんな味がするだろう」と思いを馳せる。
そんな、小さくて静かな楽しみがある暮らしは、ほんの少しだけ日常を豊かにしてくれます。
このブログ『ごはんくらし』は、そうした“ごはんのある幸せ”を一緒に見つけていく場所です。
お米の選び方、炊き方のコツ、季節ごとの味わい方まで――読者の皆さんと対話するように、一歩ずつ発信していきます。
茶碗片手に、またいつでも遊びに来てくださいね。
あなたの食卓に、小さな発見と温もりを届けられたら嬉しいです。
運営者情報
- ハンドルネーム: 「まつま」
- 拠点: 北海道・道央エリア。お米と炊飯の研究を台所で日々実践中
- 好きなお米: ゆめぴりか、ななつぼし、ふっくりんこ、コシヒカリ
- いつか挑戦したい炊き方: 杉の羽釜×薪炊きでの完全手炊きごはん
- お問い合わせ: こちらのフォームから