

カルローズ米って炊飯器でちゃんと美味しく炊けるの?
炊飯器で手軽に炊けて、アレンジの幅も広い「カルローズ米」。最近では、輸入米としての手軽さと使いやすさから、家庭でも注目が集まっています。
とはいえ、「カルローズ米の美味しい 炊き方」が気になって検索したあなたは、初めて扱うお米に戸惑っているのではないでしょうか。
例えば、「カルローズ米を炊飯器で炊くとき水の量は?」「カルローズ米は柔らかい?」といった疑問を持っていたり、「カルローズ米はまずいのでは?」と口コミを気にしていたりするかもしれません。
また、「カルローズ米 茹でるってどうなの?」「水多めで炊いたら失敗する?」など、調理法に関する情報が知りたい方もいるでしょう。
本記事では、実際にカルローズ米を使用し、炊飯器での炊き方や適切な水加減、浸水時間の目安、そして「チャーハンに向いているのか」なども含めて、詳しく解説します。
さらに、実際に炊いて食べてみた感想をもとにした実食レビューも紹介し、「まずい」と言われる理由の真相や、納得のいく味に仕上げるコツまで丁寧にお伝えします。
カルローズ米をより美味しく、失敗なく楽しむために、ぜひ最後までご覧ください。
カルローズ米の美味しい炊き方の基本を解説

- 炊飯器で炊くとき水の量やコツは?
- カルローズ米は柔らかい?
- 炊飯器の設定はどうする?
- 浸水時間なしでも美味しく炊ける?
- 水多めで炊くとどうなる?
炊飯器で炊くとき水の量やコツは?
カルローズ米を炊飯器で美味しく炊くには、「水の量」と「下準備の丁寧さ」が大切です。日本米とは異なる特性を持つため、いくつかのポイントを押さえておくと、仕上がりが格段に良くなります。
コツ①水の量
まず、水加減の目安は「お米1に対して水1.55~1.6倍程度」とされています。例えば、1合(150g前後)のカルローズ米を炊くなら、水は約230〜240mlがちょうど良い量です。
炊飯器の目盛りに合わせて炊く場合は、目盛りより大さじ1〜1杯強多めに加えると、柔らかさと粒感のバランスがとれた炊き上がりになります。
コツ②洗米は手早く1回行い、その後2〜3回すすぐ
次に、炊く前の準備も重要です。計量は正確に行い、米計量カップを使って1合=約140〜150gを目安に測りましょう。
洗米は手早く1回行い、その後2〜3回すすぐと、ぬか臭さを抑えながら、米粒を傷つけずに仕上げることができます。
コツ③浸水時間は短くても30〜40分程度は必要
浸水も忘れてはいけません。特に寒い時期は、60〜90分程度の浸漬がおすすめです。
夏場は短くても30〜40分程度は必要です。こうすることで、芯までしっかり水が入り、均一にふっくらと炊き上がります。
コツ④15分ほど蒸らす
炊飯が終わったら、15分ほど蒸らすのが理想です。蒸らしが足りないと、米の表面だけが柔らかく、中が硬く感じられることがあります。
蒸らし後は、しゃもじで底から優しくかき混ぜ、余分な水分を飛ばしながら全体をほぐしましょう。
このように、カルローズ米は「水の量」「洗米」「浸水」「蒸らし」の各工程を丁寧に行うことで、本来の軽やかでふっくらした食感を楽しむことができます。
炊飯器の設定に頼るだけでなく、手間を惜しまないひと手間が、おいしさにつながります。
カルローズ米は柔らかい?

カルローズ米は、基本的には柔らかいお米ではありません。むしろ、やや硬めで粒立ちがよく、粘りが控えめな食感が特徴です。
そのため、一般的な日本の短粒米に比べると「しっかりとした歯ごたえがある」と感じる人が多いでしょう。
こうした食感は、チャーハンやパエリア、カレーライスといった、ベタつかないお米が求められる料理に非常に向いています。一方で、もっちりとした食感が好きな方には、最初は少し物足りなく感じることもあります。
ただし、炊き方や水加減によって柔らかさの調整は可能です。例えば、水を多めにして30分ほど浸水させてから炊くと、ややふっくらとした食感になります。
また、もち米を少量ブレンドする方法もあり、これにより粘りとコクが加わります。
このように、カルローズ米は「柔らかいお米」ではありませんが、炊き方を工夫することで柔らかくすることも可能です。料理に合わせて使い分けると、その持ち味をより活かせます。
炊飯器の設定はどうする?
カルローズ米を炊飯器で炊く場合、基本的には「白米モード」で問題ありません。特別な設定は必要なく、一般的な日本米とほぼ同じ感覚で扱えるのが魅力です。
白米モードでじっくり炊くと、カルローズ米本来のしっとりとした甘みを引き出せます。一方、パラッとした軽い食感を重視する場合は、早炊きモードを使うと余計な水分が残りにくく、理想的な炊き上がりになります。
また、炊飯器に「すし飯モード」や「かためモード」がある場合は、これらを使うのもおすすめです。これにより、粘りの少ないサラッとした食感をより再現しやすくなります。特にチャーハンやパエリアに使いたいときには、これらの設定が相性抜群です。
ただし、炊飯器の機種によっては早炊きモードが柔らかめに仕上がることもあるため、数回試してみて自分の炊飯器に合った設定を見つけるのが良いでしょう。
このように、カルローズ米は「炊飯器に特別な機能がなくても対応できる」という手軽さがあり、モード選びで食感を調整できるのがポイントです。
浸水時間なしでも美味しく炊ける?

カルローズ米は浸水時間なしでも十分に美味しく炊き上がります。これは、カルローズ米が日本の短粒米に比べて水分を吸収しやすい構造になっているためです。
通常、日本米は30分~1時間の浸水を推奨されることが多いですが、カルローズ米はこの工程を省略しても問題ありません。むしろ、浸水せずに炊くことで、粒感をしっかり残したアルデンテ風の食感に仕上がります。
例えば、チャーハンやピラフ、ライスサラダといった「パラッとしたご飯」が合う料理には、浸水しないほうが向いています。調理後も米粒がくっつきにくく、炒めてもベタつきません。
ただし、ふんわりした食感を求める場合や冷めても柔らかさを保ちたいお弁当用には、15〜30分だけでも浸水するとより食べやすくなります。吸水により火の通りが均一になり、柔らかめに炊きあがるためです。
このように、カルローズ米は浸水時間が不要でも美味しく仕上がりますが、料理の用途に応じて浸水時間を調整することで、さらに自分好みに楽しめるお米です。
水多めで炊くとどうなる?
水を多めにしてカルローズ米を炊くと、ふっくらと柔らかめの仕上がりになります。日本の短粒米に近い食感にしたい場合や、冷めてもやわらかく食べたい場面では、この方法が有効です。
例えば、1合(約150g)のカルローズ米に対して、水を通常より30~50ml多く加えてみてください。炊き上がりはややもちっとした食感になり、口当たりも優しくなります。普段からもっちりとしたお米に慣れている方や、小さなお子様や高齢の方がいるご家庭でも食べやすいと感じられるでしょう。
ただし、水を入れすぎると、カルローズ米本来の特徴である「パラリとした粒立ち」が失われてしまいます。ご飯がベタつきやすくなり、チャーハンやサラダ用に使うには向かなくなる可能性があります。
このときの対策としては、炊きあがった直後にすぐ全体をほぐすこと。余分な蒸気を飛ばすことで、粘りを抑えつつも、ふんわり感を維持できます。
こうして炊き加減を変えることで、カルローズ米は料理の用途や食べる人の好みに合わせて、幅広いスタイルで楽しむことができます。調整の幅が広いのも、このお米の大きな魅力のひとつです。
カルローズ米の美味しい炊き方を徹底レビュー

- 茹でる調理法の魅力とは
- チャーハンに使うと美味しい理由
- カルローズ米はまずい?実際の声は?
- 実食レビューでわかった味と食感
- おすすめのアレンジ調理方法とは
- 料理別に選ぶカルローズ米の活用法
- カルローズ米の美味しい炊き方を総まとめ
茹でる調理法の魅力とは
カルローズ米を茹でる調理法は、手軽で失敗しにくく、食感も軽やかに仕上がるのが大きな魅力です。特に、アルデンテのような歯ごたえを楽しみたい人におすすめの方法です。
大きめの鍋にたっぷりの水(米1合に対して約2リットル)を入れ、洗わずにカルローズ米を加え、13~15分ほど茹でます。まるでパスタのような感覚で調理でき、炊飯器を使わずに完成するため、忙しいときや火口がふさがっているときにも便利です。
茹でたあとは、ザルで水を切ってそのまま料理に使えますし、水洗いすればよりスッキリとした口当たりになります。さらに、スープに入れる場合は洗わずに直接加えることで、旨味をよく吸ってくれるのも特徴です。
ただし、長時間茹で過ぎると柔らかくなりすぎてしまうため、時間の管理は大切です。また、水に溶け出した栄養素が流れてしまうというデメリットもあるので、サラダや冷製料理など、余分な水分が気にならない料理に向いています。
このように、茹でる調理法はカルローズ米の特徴を引き出すシンプルで応用力の高い方法です。特に、軽さを活かした料理を作りたいときにぴったりです。
チャーハンに使うと美味しい理由
カルローズ米はチャーハンとの相性がとても良く、仕上がりがパラパラになるため美味しく作れます。もともと粘り気が少なく、粒がくっつきにくい性質があるため、炒める際に米同士が固まりにくいのです。
実際にフライパンで炒めてみると、日本の短粒米でありがちなベチャッとした仕上がりとは異なり、粒が独立したまま全体に火が通っていくのがわかります。そのため、油や調味料が米の表面にまんべんなく絡み、味のムラが出にくいという利点もあります。
また、冷めても水分が戻りにくいため、お弁当用のチャーハンや作り置きとしても優秀です。再加熱してもべたつかず、食感が崩れにくいのは嬉しいポイントです。
ただし、炒めすぎると表面が硬くなりすぎることがあるため、あらかじめ茹でるか、少し多めの水で炊いてから使うとちょうど良い柔らかさになります。
このように、カルローズ米はチャーハンをより美味しく、そして調理しやすくしてくれる優れた素材です。炒め料理が多い家庭では、常備しておくと重宝するお米のひとつです。
カルローズ米はまずい?実際の声は?
カルローズ米🍛 今宵はカレーだからかな? 普通に大丈夫だが 米だけだと硬いかもしれない 水をすこーし増やすか🤔 #カルローズ米
カルローズ、不味いとかというポストを見ていたけど、試しに買って食ってみた。 コシヒカリが好きな人からすれば、ぽろぽろして風味もイマイチかもしれないが、個人的には硬い米は嫌いじゃない。 ただ、白米飯よりチャーハンとかドリアとかのほうが合うような気がする。
今日から我が家はカルローズ。しっかり研いで水多めで炊くとまあまあ不足はない炊き上がりだが、日本の米と比べればモチモチでもないし甘味も足りない。日本酒を入れて炊く、水をさらに増やして長めに炊く、いろいろ試してはみるが、「やっぱり日本の米とは違うよね」という結論に至るのだろう。
カルローズ米について「まずい」と感じる人がいるのは事実です。しかし、その多くは「期待していた味や食感との違い」によるギャップが原因です。
日本の短粒米に慣れている人にとっては、カルローズ米の軽さや粘りのなさが物足りなく感じられることがあります。
例えば、「ごはんはもちもちしていないと美味しくない」と考えている人がカルローズ米を食べると、「硬い」「パサついている」「甘みが足りない」と感じるかもしれません。
これは、カルローズ米がそもそも粘りを抑えた中粒種であり、パラッと仕上がるのが特徴であるためです。
一方で、実際に食べて「美味しい」と評価する声も多くあります。
想像してたより美味かった、カルローズ米。元々、パサパサした硬い米が好きな私には向いてるかも。
カルローズ米で作ったカレーチャーハン(( チャーハンも普通にありだな((
とくにチャーハンやパエリア、スープライスなどに使った場合、くっつきにくい性質やソースをよく吸う特性が評価されています。また、軽い口当たりが「食べやすい」と感じる人も少なくありません。
炊き方や水加減によって食感が大きく変わるため、初めて使う場合は少量で試してみるのが安心です。用途に合った調理法で活用すれば、「まずい」という評価ではなく「こういう料理にぴったりだね」となる可能性が高いでしょう。
このように、カルローズ米に対する評価は分かれるものの、調理法と期待値の調整次第で、印象は大きく変わります。好みや用途に合わせて使い分けることが、美味しく楽しむコツです。
実食レビューでわかった味と食感

カルローズ米を実際に炊飯器で炊いてみたところ、全体的にあっさりとした味わいと軽い食感が印象に残りました。
炊く前の米にはやや独特なにおいがあり、少し不安を感じましたが、炊き上がるとそのにおいは完全になくなり、無臭に近い状態に。日本米のような甘みはありませんが、決してまずくはなく、むしろ「思っていたより食べやすい」と感じました。

今回は浸水時間を1時間取り、炊飯モードは「白米モード」を使用し、水の量は1合につき大さじ1杯分多めに加えました。
この調整により、炊き上がりは適度にふっくらしながらも、カルローズ米本来のサラッとした質感が活かされていたと思います。
炊きあがったお米の見た目は、やや白く濁りがあり、粒は日本米より細長め。茶碗に盛ってもくっつくことなく、軽くほぐれるような状態でした。
香りは非常に控えめでクセがなく、甘みのある日本米とは異なるものの、雑味がない分すっきりとした印象です。





口に入れると、米粒がほどよく独立していて、もっちり感は少ないものの、噛むと軽く反発するような歯ごたえがあります。全体的に「アルデンテに近い米」と表現できる仕上がりで、これはこれで好みが分かれるところでしょう。
味自体は非常にシンプルで、際立った甘みやコクはありませんが、その分どんな料理にも合わせやすい万能型です。実際、カレーやチャーハンのような味の濃い料理には特に相性が良く、米が料理の味をしっかり引き立ててくれました。
家族の感想としては、「もち米を少し混ぜれば国産米とあまり変わらない」といった声や、「浸水と水加減を丁寧にすれば十分美味しく炊ける」という意見がありました。
あまりにも美味しかったので、次の日は「浸水しない」「水は国産米と同じ」で炊いてみたところ、硬めのご飯になりました。
子供の反応は、「冷めたときに硬くて食べにくかった」という指摘もあったため、やはり基本の準備は重要だと感じました。
まとめると、カルローズ米は扱い方次第でかなり美味しく食べられるお米です。
日本米のようなもっちりしたごはんを期待するとややギャップがありますが、粒立ちの良さやあっさり感を活かした料理では、その特徴がしっかりと生きてきます。
冷めてもベタつかないので、お弁当や作り置きにも使いやすいお米だと感じました。
カルローズ米どこで売ってる?実体験ベースの入手法と注意点の記事では、カルロース米の入手法や注意点を解説していますので、合わせてご覧ください。
合わせて読みたい
おすすめのアレンジ調理方法とは
カルローズ米は調理の自由度が高く、さまざまなアレンジ料理に適しています。特に、ベタつかずパラリとした食感を活かすレシピとの相性が抜群です。
例えば、冷製の「ライスサラダ」はおすすめです。茹でたカルローズ米を冷水で軽く洗ってから、野菜やツナ、オリーブオイル、レモン汁などと混ぜるだけで、ヘルシーかつ見た目も華やかな一品に仕上がります。暑い季節や作り置きにもぴったりです。
また、「ライスコロッケ」も人気のアレンジです。トマトソースで味付けしたカルローズ米にチーズを包み、衣をつけて揚げると、外はカリッと中はモチっとした絶妙な食感が楽しめます。粘りが少ない米でも形が崩れにくいため、扱いやすいのも魅力です。
さらに、リゾット風の「洋風炊き込みご飯」にも向いています。炒めてから煮込む方法を使えば、味がしっかり染み込んで、濃厚な旨味を楽しめる一皿になります。
このように、カルローズ米は日常の献立に取り入れやすく、和洋中問わず応用が利く万能素材です。冷めても味が落ちにくいので、お弁当にも活用できます。
料理別に選ぶカルローズ米の活用法

カルローズ米は料理のタイプに応じて、炊き方や調理法を変えることで一層美味しく仕上がります。それぞれの料理に合った使い方を把握しておくと、失敗しにくくなります。
まず、炒め物系(チャーハン、ピラフなど)に使うなら、炊飯器で「かため」または「すし飯モード」で炊くか、パスタのように茹でて使用するのがおすすめです。こうすることで、粒がくっつきにくく、炒めてもパラリとした食感をキープできます。
煮込み料理(リゾット、パエリア)では、米を炒めてからスープを加えて煮る「炒めて煮る」調理法が最適です。この方法にすると、米の芯がほどよく残り、ソースの旨味も吸ってくれます。
冷たい料理(サラダライス、ライスボウルなど)には、茹でたあと冷水でしめて使うのが適しています。べたつかずさっぱり食べられるので、ドレッシングとの相性も抜群です。
一方で、和食やおにぎりなど、粘りのある食感を求める料理に使う場合は、水を多めにして30分ほど浸水させてから炊くと、ふっくらと仕上がります。好みによっては、もち米を少量混ぜるのも良い方法です。
このように、カルローズ米は料理ごとに最適な使い方を選ぶことで、より美味しく、無駄なく活用することができます。料理に合わせた調整ができる柔軟さが、この米の魅力と言えるでしょう。
カルローズ米の美味しい炊き方を総まとめ
本記事では、実際にカルローズ米を使用し、炊飯器での炊き方や適切な水加減、浸水時間の目安、そして「チャーハンに向いているのか」なども含めて、詳しく解説しました。
解説した内容をまとめたので、確認していきましょう。
- 水加減は米1に対して水1.55〜1.6倍が目安
- 1合あたり大さじ1杯分の水を追加するとバランスが良い
- 洗米は手早く1回、その後2〜3回すすぐのが最適
- 浸水時間は夏は30分以上、冬は60〜90分が理想
- 炊飯器の「白米モード」で基本的に問題ない
- 軽めの食感を求めるなら早炊きモードもおすすめ
- 粘りを出したい場合はもち米を少量混ぜると良い
- 蒸らし時間は15分程度で全体をふっくらさせる
- 蒸らし後は底からやさしく混ぜて水分を均一にする
- 水を多めにすればふっくらと柔らかめに仕上がる
- 浸水なしでも炊けるがアルデンテ風の食感になる
- チャーハンやピラフには水少なめでパラリと仕上げる
- 茹で調理は簡単で失敗が少なく、料理への応用が広い
- 冷めても味が落ちにくく弁当や作り置きに向いている
- 香りは控えめでクセがなく、どんな料理にも合わせやすい
普段は国産米を食べていて、「輸入米って美味しくないのでは?」と感じている方。特に、安価なブレンド米で失敗した経験がある方には、カルローズ米も不安に思えるかもしれません。
たしかに、炊く前の香りにクセがあったり、水加減を間違えると硬くなったりするため、はじめての人にはハードルがあるように見えるでしょう。
しかし、炊飯器での適切な水加減(米1合に対して大さじ1の水増し)や、浸水時間を守ることで、軽くてクセのない美味しいごはんが炊きあがります。甘みは控えめですが、チャーハンやカレーなど味の濃い料理にぴったりです。
実際の実食レビューでも、「思ったよりまずくない」「ブレンド米より美味しい」といった声が家族からもありました。調理次第で味が化けるお米、それがカルローズ米です。
今まで敬遠していた方も、試してみる価値は十分あります。調理のコツさえ押さえれば、食卓の新しい定番になるかもしれません。まずは、シンプルな炊き方から、あなたのスタイルに合う活用法を見つけてみてください。