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滋賀県産 みずかがみ米がまずいと不安な人へ|味や特徴・口コミ評判まで徹底解説

みずかがみって、正直まずいお米なのかな…?

みずかがみ米がまずいって出てくると、ちょっと不安になりますよね。

滋賀の米みずかがみの評価はどうなのか、口コミは本当なのか、どんな味?という疑問も出てくると思います。

さらに、パサパサって聞くと「炊き方が悪いのかな?」って気になりがちです。

ここは、まずチェックするべきは炊き方かなと思います。みずかがみの特徴を踏まえた水加減や蒸らし、保存のコツで印象が変わることがあるんですよ。

本記事では、みずかがみとコシヒカリとの違いや、値段・ランクの見方、売ってないときの入手方法まで、あなたのモヤモヤをまとめて整理します。

記事のポイント

  • みずかがみがまずいと言われる理由の整理
  • パサパサになりにくい炊き方のコツ
  • コシヒカリとの違いと向く食べ方
  • 売ってないときの買い方と値段感
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みずかがみ米がまずい?実際の評価と理由を検証
お米とご飯生活ガイド:イメージ

ここでは「まずい」と感じる人がどこでつまずきやすいかを、口コミ・味・食感・炊き方・期待値のズレに分けて解きほぐします。

結論から言うと、みずかがみは“個性がはっきりした、あっさり寄りのごはん”なので、好みと炊き方で評価が割れやすいんですよ。

  • 通販の口コミから分かる評価は?
  • SNSの口コミから見えるリアルな評判
  • みずかがみ米はどんな味?歴史や特徴を解説
  • みずかがみがパサパサになる原因は?
  • みずかがみに合った美味しい炊き方
  • ランクは高い?特A評価と品質基準を整理

通販の口コミから分かる評価は?

ここでは、Amazonや楽天市場に投稿されている購入者レビューを参考に、みずかがみの実際の評価を整理してみます。

SNSとは違い、通販口コミは「実際に買って食べた人」の声が集まりやすく、味や使い勝手、リピート意向がはっきり表れやすいのが特徴です。

全体としては高評価が非常に多く、特に「粒の美しさ」「冷めたときの美味しさ」「発送の早さ」に関する声が目立ちました。

良い口コミで多かった声

注文後すぐに届きました。粒がきれいで少し長めに感じ、味はすっきり。家族みんなが食べやすく、子どもも気に入ってくれました

炊き立てはもちろんですが、お弁当にしたときに違いがはっきり分かります。冷めても美味しいのでリピートしています

白くてツヤがあり、一口食べて「美味しい」と感じました。滋賀県産のお米が好きで、久しぶりに食べられて満足です

ふっくらやわらかく、やさしい甘みで、我が家では定番のお米になっています

発送が早く、梱包も丁寧。価格は上がっていますが、それでもまた買いたいと思える味です

炊き立てはもちろん、温め直しても美味しいです。家族に送ったところ、とても喜ばれました

良い口コミを総合すると、「派手な甘さではないが、毎日食べてちょうどいい」「冷めても品質が落ちにくい」という評価が多く、リピート購入している人が非常に多いのが特徴です。

一部に見られた合わなかったという声

口コミが良かったので期待して購入しましたが、思ったほど甘みを感じられず、ややパサつく印象でした

このように、少数ながら「甘みが物足りない」「期待しすぎた」という声も見られます。ただし、これは濃い甘さや強い粘りを求める人に多い傾向で、全体の評価としてはかなり例外的です。

楽天市場のレビューでは、星5評価が大半を占めており、「売っていれば必ず買う」「他のお米に戻れない」といった継続利用の声が多いのも印象的でした。

通販口コミを見る限り、みずかがみは万人受けする派手なタイプではないものの、生活に根付いた“信頼されるお米”として評価されていると言えそうです。

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SNSの口コミから見えるリアルな評判

みずかがみについては、SNS上でもかなり多くの声が見られます。

実際に調べてみると、「まずい」というイメージとは対照的に、リピーターや新米時期の評価が非常に高いのが印象的です。

購入したお米が届きました✨ 安いお米とか色々探しましたがやはり「滋賀の美味しいお米が食べたい!」って事で「みずかがみ」を購入🥰 元々実家は元米農家だったのでお米には妥協したくない(言い方変?) 財布には優しくない値段でしたが美味しいお米が食べれるなら良い✨ 有り難く美味しく頂きます🤤

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返信

新米の季節ですね。 今食べてるお米はみずかがみ。滋賀県産のお米です。もっちりとしていて、次の日でももっちりで、冷めてももっちりで、とても美味しいお米だと思います。新米だから余計にもっちり感を感じるのかもしれないけど、冷めても美味しいのは嬉しいです🤩 みずかがみ食べてみて欲しいなあ

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返信

全農広報部スポーツ応援様(@zennoh_sports)よりWCBF少年野球教室⚾️草津教室in滋賀キャンペーンにて「滋賀県産 近江米みずかがみ5kg」を戴きました💖 JA全農様の"食"を通しての支援活動や様々な取り組み、素晴らしいです🌟 お米はツヤがあり、ほどよい甘さで美味しかったです🍙 #ベルママの当選報告

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返信

ただいま。 近江米の精米仕立ての新米買ってきました。 滋賀でお食事するとお米がとても美味しいので初めて新米を買いに行きました。 「みずかがみ」と「ミルキークイーン」 今日はみずかかみを炊いてみました 銀シャリとはこのこと。炊き立ては米が立っていて驚く美味さ‼️びっくりです‼️凄い近江米

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返信
Replying to @mimidukuya

みずかがみはつい最近出たやつで食べたことなかったから検索欄に「みずかがみ 米」と入力したら一番上に来た候補が「みずかがみ 米 まずい」だったww 滋賀県民涙目ww 近江米でおいしくて有名なのはコシヒカリだもんなぁ。一応滋賀県も「米どころ」です秋田パイセン チィーッス!

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返信

中でも多いのが、「一度ほかのお米に浮気したけど、結局みずかがみに戻ってきた」という声です。

安さ重視で別のお米を試したものの、やはり滋賀のお米が食べたい、みずかがみの味が落ち着く、といった投稿が見られました。

実家が元米農家で「お米には妥協したくない」という人が、価格は正直安くないと感じつつも、最終的にみずかがみを選んでいるケースもあります。

「財布には優しくないけれど、美味しいお米が食べられるなら納得」という感想は、品質重視層の本音だと感じます。

新米シーズンになると評価はさらに高まり、「新米のみずかがみで塩おにぎりを作ったら驚くほど美味しかった」「玄米を精米してすぐ炊いたら、幸せになるレベルだった」といった、炊き立て・おにぎり系の投稿が目立ちます。

特に、冷めてももっちりしている、翌日でも食感が落ちないという声は複数あり、お弁当向きという評価とも一致しています。

「みずかがみしか勝たん」「美味しすぎる」「銀シャリとはこのこと」といった、かなりストレートな表現も多く、初めて食べた人が驚いている様子も伝わってきます。

炊き立ての粒立ちやツヤに感動したという声もあり、見た目の美しさも高く評価されています。

一方で、ネガティブというより“もどかしさ”として多いのが、「売ってない」という声です。

「食べたいのに近所のスーパーに置いていない」「美味しいと知ってしまったのに、どこにも売ってない」といった投稿があり、流通量の少なさが不満につながっているケースも見られます。

価格についても、「5kgで5,000円ちょっと」「10kgで1万円弱」といった具体的な数字に言及しつつ、悩んだ末に今回は見送った、もう少し様子を見る、といった現実的な判断をしている人もいます。

それでも、「高いけど地元の新米が並んでいるだけで嬉しい」と感じているあたり、ブランドへの愛着はかなり強い印象です。

面白いところでは、「みずかがみ 米」と検索したら、サジェストに「まずい」が出てきてショックを受けた、という投稿もありました。

ただ、その投稿自体も「実際に食べたら美味しい」「滋賀県民としては複雑」といったニュアンスで、検索ワードと実体験のギャップをネタ的に受け止めている様子でした。

全体を通して見ると、SNS上の口コミは「派手な甘さより、毎日食べてちょうどいい」「新米の時期は特に満足度が高い」「売ってないのが一番の不満」という傾向がはっきりしています。

「まずい」という評価よりも、知る人ぞ知る美味しいお米という立ち位置に近いのが、実際の声だと感じました。

みずかがみ米はどんな味?歴史や特徴を解説

みずかがみ米はどんな味なのか、ここをしっかり押さえておくと「まずい」と言われる理由も見えてきます。

私の感覚では、みずかがみは派手さはないけれど、毎日食べやすいバランス型のごはんです。

炊き上がりは白くつやがあり、見た目がきれい。口に入れると、ほどよい粘りとやわらかさがあり、噛むほどにまろやかな甘みが広がります。

ただし、コシヒカリのような強い甘みやもちもち感を想像すると、少し控えめに感じる人もいるかもしれません。

みずかがみの味と食感のポイント

  • 炊き上がりが白く、光沢が出やすい
  • 粘りは強すぎず、ほどよく軽い口当たり
  • 甘みは上品で後味がすっきり
  • 冷めても硬くなりにくい

味の方向性としては、あっさり上品で、くどさが残らないタイプ。そのため、白ごはん単体で「甘い!」と感じたい人よりも、おかずと一緒に食べる家庭用の定番米として向いています。

女性や子どもにも食べやすい、やさしい食感という評価が多いのも特徴ですね。

みずかがみの開発背景と歴史

みずかがみは、滋賀県が地球温暖化による夏の高温に対応するために開発したお米です。

近年は暑さでお米の品質が落ちやすくなっていますが、みずかがみは高温でも品質が安定しやすい温暖化対応品種として育成されました。

親品種は「滋賀66号」と「滋賀64号」。どちらも滋賀県独自の系統で、県外品種に頼らない、いわば滋賀生まれ・滋賀育ちのオリジナル品種です。

平成25年(2013年)に新ブランド米として本格デビューし、現在では近江米を代表する主力銘柄のひとつになっています。

参考:近江米振興協会 近江米「みずかがみ」

名前とブランドコンセプトの意味

「みずかがみ」という名前は、琵琶湖の豊かな水と、その水面に映る光のイメージから名付けられました。

キャッチフレーズは「ゆたかな水にかがやく実り」。名前どおり、水と環境を大切にする姿勢がブランド全体に反映されています。

統一パッケージで販売されるみずかがみは、「環境こだわり農産物」の認証を受けたものが中心です。

これは、農薬や化学肥料を通常の半分以下に抑え、琵琶湖や周辺環境に配慮した栽培方法。育ち盛りの子どもに、安心してお腹いっぱい食べてほしいという家庭向けのコンセプトがはっきりしています。

味の派手さよりも、安全性や毎日の食べやすさを重視している点が、みずかがみの大きな個性です。

参考:滋賀県 高温登熟性に優れる水稲新品種「みずかがみ」の育成 - 滋賀県

みずかがみに向いている食べ方

みずかがみは冷めても硬くなりにくいため、お弁当やおにぎりとの相性がとても良いです。

炊き置きしても食感が落ちにくいので、朝まとめて炊く家庭にも向いています。

味があっさりしている分、和食全般はもちろん、炊き込みご飯や海鮮系のご飯など、素材の味を活かした料理とも好相性。毎日食べる主食として、クセがなく使い勝手の良いお米を探している人には、かなりバランスの良い選択肢だと思います。

最終的に、みずかがみが「まずい」と感じるかどうかは、甘みや粘りへの期待値次第なところも大きいです。特徴を理解したうえで炊き方を合わせると、「意外とちょうどいい」と感じる人も多いですよ。

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みずかがみがパサパサになる原因は?

みずかがみがパサパサになる原因は?
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みずかがみパサパサ問題は、原因がだいたい絞れます。

多いのは水加減が少なめ、または浸水が短いケース。ガス炊飯器は火力がしっかり入る分、条件次第で水分が飛びやすいこともあります。

それと見落とされがちなのが保存。精米後のお米は香りが抜けやすいので、袋のまま常温放置だと風味が落ちて「パサつく」「香りが弱い」と感じやすいです。

パサパサを招きやすいパターン

  • 水が少ない(目盛りより下で炊く)
  • 浸水がほぼゼロ
  • 蒸らし不足、または炊き上がり後に放置
  • 精米から時間が経っている/保存が甘い

こうして見ると、炊き方だけが原因と思われがちですが、実は保存状態が味に与える影響もかなり大きいんですよ。

特にみずかがみは、あっさりした味わいで水分バランスが重要なお米なので、保存が甘いと一気にパサつきを感じやすくなります。

お米は精米した瞬間から少しずつ乾燥と酸化が進みます。袋の口を軽く閉じただけで常温に置いていると、炊き方を工夫しても「なんだか水を吸わない」「香りが弱い」という状態になりがちです。

保存を見直すメリット

  • 水分が抜けにくく、炊飯時の吸水が安定しやすい
  • 香りや甘みの劣化を抑えやすい
  • 炊き方を大きく変えなくても食感が改善しやすい

「炊き方は気をつけているのに、まだパサつく…」と感じる場合は、まず保存環境を疑ってみるのもひとつの手です。

特に夏場や湿度が高い時期は、保存袋や容器を使うだけで、みずかがみの印象がガラッと変わることもあります。

もちろん、保存方法や感じ方には個人差がありますので、最終的にはご家庭の環境に合わせて調整してくださいね。

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みずかがみに合った美味しい炊き方

みずかがみに合った美味しい炊き方
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みずかがみを美味しく炊くコツは、「水加減」「浸水」「蒸らし」「ほぐし」の4点セットです。

基本の目安(あくまで一般的)

まず水加減は、最初から大きくいじるより、炊飯器の目盛りを基準に“微調整”が安全です。

みずかがみでパサつきを感じるなら、1合あたり大さじ1杯(約15ml)ずつ増やして様子を見るのがやりやすいです。

これはあくまで一般的な目安なので、米の状態(新米・古米、精米日)や好みで調整してください。

浸水と蒸らしで「軽さ」を整える

浸水は夏なら30分、冬なら60分くらいを目安にすると、芯残りしにくくなります。ガス炊飯器の場合も、浸水をしっかり取ると水分が入りやすくなりますよ。

蒸らしは10〜15分。ここを短くすると、表面が固く感じたり、香りが立たなかったりします。蒸らし後は底からふわっと混ぜて、水分を均一にすると仕上がりが安定します。

みずかがみ向けの“失敗しにくい手順”

  1. 洗米は手早く、すすぎは2〜3回で止める
  2. 浸水(夏30分/冬60分目安)
  3. 水加減は目盛り基準、パサつくなら少し足す
  4. 蒸らし10〜15分
  5. 蒸らし後に底からさっくりほぐす

ここからは、私自身が実際に続けている、炊き方の工夫についてもお話しします。正直なところ、みずかがみは「水」と「炊飯器」の影響をかなり受けやすいお米だと感じています。

水は水道水よりも、やわらかい水が向く

私は、米を炊くときに水道水は使っていません。ミネラルウォーター、もしくは浄水器を通した水を使うようにしています。これだけで、炊き上がりのにおいや雑味がかなり変わります。

特にみずかがみは、味があっさりしている分、水のクセが出やすい印象です。水道水のカルキ臭が残ると、それだけで「美味しくない」「パサつく」と感じてしまうこともあります。

ミネラルウォーターを毎回買うのが大変な方には、ブリタの浄水器のような据え置き型やポット型が使いやすいと思います。私もブリタを使っていますが、手軽ですし、毎日の炊飯用としては十分だと感じています。

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水を変えて感じた違い

  • 炊き上がりのにおいがスッと消える
  • ごはんの甘みが分かりやすくなる
  • 冷めたときのパサつきが出にくい

炊飯器は「安すぎないもの」を選ぶ

もうひとつ大事なのが炊飯器です。ごはんは毎日食べるものなので、私は極端に安い炊飯器は選ばないようにしています。

みずかがみのような繊細な食感のお米ほど、炊飯器の差が出やすいと感じます。

私が使っているのは、タイガーの圧力IH ご泡火炊きです。この炊飯器の「極うまモード」は炊飯時間が約60分と少し長めですが、その分、粒の中まで水分が入り、ふっくら感が安定します。

実際、同じ米・同じ水加減でも、通常モードより極うまモードのほうが、みずかがみのやさしい甘みと粒立ちがはっきり出ると感じています。

必ずしも高級炊飯器が必要というわけではありませんが、「圧力」「火力」「炊飯時間」は、みずかがみの仕上がりに影響しやすいポイントです。

もちろん、感じ方には個人差がありますし、ご家庭の環境や好みもあります。ただ、みずかがみを「まずい」と感じてしまった場合は、水と炊飯器を一度見直すだけでも、印象が変わることは多いですよ。

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早炊きが多い人は、早炊きは吸水時間が短い分パサつきやすいので、水を少し増やす工夫が効くことがあります。無洗米や早炊きの水加減を詳しく知りたい場合は、無洗米の早炊きで失敗しない手順と注意点も参考になります。

ランクは高い?特A評価と品質基準を整理

ランクは高い?特A評価と品質基準を整理
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「みずかがみって、ランク的にはどうなの?」と気になる方は多いですよね。

結論から言うと、滋賀県産みずかがみは全国的に見ても評価の高いブランド米で、いわゆる“ランクが低いからまずい”というタイプのお米ではありません。

まず押さえておきたいのが、日本穀物検定協会が毎年公表している「米の食味ランキング」です。

このランキングは、複数の産地・品種を同一条件で比較し、食味を相対評価したもの。絶対的な美味しさを断定するものではありませんが、全国的な目安として広く参考にされています。

食味ランキングでの評価実績

滋賀県産みずかがみは、この食味ランキングで最高評価の「特A」を複数回獲得しています。直近では令和6年産・令和5年産を含め、過去にも令和元年産や平成29年産などで特A評価を受けてきました。

2018年から2025年までの8年間を集計すると、特A評価が4回、A評価が4回。評価が大きく落ち込む年はなく、平均的に高水準で安定しているのがみずかがみの特徴です。

この結果から、「美味しいお米ランキング2025」では全国30位、平均90ポイント前後とされています。

特Aはその年の気候や作柄の影響も受けるため、A評価=質が悪い、という意味ではありません。安定してA以上を維持している点は、日常使いの米としてはむしろ強みです。

参考:日本穀物検定協会 (参考) 平成元年産からの特Aランク一覧表

等級(品質ランク)から見るみずかがみ

もうひとつ重要なのが、いわゆる「等級」です。これは食味とは別に、粒の形や割れ、色などの外観品質を基準にした評価です。

滋賀県の公表資料では、みずかがみの1等米比率が87%を超えるというデータもあり、粒ぞろいの良さが際立っています。

参考:滋賀県 水稲新品種「みずかがみ」特A取得! - 滋賀県

さらに、「みずかがみプレミアム88」などの上位ブランドでは、農産物検査で1等に合格した玄米の中から、整粒率80%以上、玄米食味値80点以上といった独自の厳しい基準をクリアしたロットのみが使われています。

市販・通販で見かける品質表記の意味

  • 一等米:外観品質が高く、粒ぞろいが良い
  • 検査済み正規米:基準を満たしたロットのみ流通
  • プレミアム表記:さらに上位基準をクリアした商品

近江米の中でのみずかがみの立ち位置

滋賀県内では、みずかがみはコシヒカリと並ぶ主力品種として位置づけられています。

県や近江米振興協会も、「冷めてもおいしい」「ほどよい粘りと甘み」という点を前面に出し、家庭向けのブランド米として継続的にPRしています。

2024年公表の評価でも特Aを獲得し、「特A常連クラスの近江米ブランド」としての認知は全国的にも徐々に広がっています。

ここで大切なのは、ランクが高い=誰にとっても必ず好み、というわけではない点です。

みずかがみは、濃厚でもちもち系というより、あっさり寄りでバランス重視の方向性。だからこそ、ランク自体は高くても、好みが合わないと「まずい」と感じる人が出てくる余地があります。

ランクはあくまで参考材料のひとつ。味の傾向・炊き方・保存状態まで含めて判断すると、みずかがみの評価はかなり見えやすくなりますよ。

みずかがみ米はまずいのか?他品種と比較
お米とご飯生活ガイド:イメージ

「みずかがみが合わないかも…」と感じたとき、他品種と比べると納得しやすいです。

ここではコシヒカリとの違い、値段感、売ってないときの対策まで、購入判断に必要な材料をまとめます。

  • コシヒカリとの違いを味・特性から比較
  • 値段は高い?価格相場とコスパの考え方
  • 売ってないと感じる理由と確実な購入先
  • みずかがみに近い食感の品種はある?
  • 【まとめ】みずかがみ米がまずい?と感じたら炊き方と保存方法を試してみよう!

コシヒカリとの違いを味・特性から比較

みずかがみとコシヒカリの違いは、「どちらが上か」ではなく、味の方向性と使いどころの違いにあります。

どちらも特A評価を獲得する高品質なお米ですが、食感や向いている食べ方は意外と違います。

まず大きな違いは、みずかがみが高温耐性を重視して滋賀県で開発された比較的新しい品種であるのに対し、コシヒカリは全国で長年親しまれてきた定番品種だという点です。

品種特性の違い

項目みずかがみコシヒカリ
成熟期早生(コシヒカリより約4日早い)中生
高温耐性強く、品質が落ちにくいやや弱く、高温年は影響を受けやすい
外観品質白く粒ぞろいが良い良好だが高温で低下しやすい
倒伏性強い中程度
病害耐性いもち病に比較的強い弱め

みずかがみは、暑い年でも粒が白くきれいに仕上がりやすく、安定した品質で供給しやすいのが強みです。一方、コシヒカリは気候条件が良い年には、非常に高い食味を発揮します。

食味・炊き上がりの違い

炊き上がりの印象もはっきり違います。みずかがみは、白くつややかで、ほどよい粘りとまろやかな甘みが特徴。冷めても硬くなりにくく、お弁当やおにぎり、炊き置きに向いています。

一方、コシヒカリは粘りと歯ごたえが強く、甘みもはっきり。炊きたてのモチモチ感を楽しみたい人には、やはり根強い人気があります。ただし、冷めるとやや食感が締まりやすい傾向があります。

味の方向性の違い

  • みずかがみ:あっさり上品、後味が軽い
  • コシヒカリ:濃い甘み、もちもち感が強い
  • 毎日食べる主食ならみずかがみ
  • 白ごはん主役ならコシヒカリ

栽培とブランドの考え方の違い

みずかがみは、滋賀県独自の育成品種(滋賀66号×滋賀64号)で、農薬や化学肥料を抑えた環境こだわり米としての側面も強く打ち出されています。

琵琶湖の水環境を守るというブランドストーリーが、品種設計にも反映されています。

コシヒカリは全国で栽培され、産地ごとに個性が出やすいのが特徴です。滋賀県産コシヒカリも高評価ですが、歴史が長い分、ブランド力やプレミアム感を重視する人に選ばれやすい傾向があります。

まとめると、みずかがみは安定性と毎日の食べやすさ、コシヒカリは分かりやすい美味しさとブランド力が強み。どちらが合うかは、好みと生活スタイル次第です。

「まずい」と感じた場合も、実は“好みの方向が違った”だけのことが多いです。

炊き方で改善する余地があるかも、と感じたら、他銘柄の炊き方の考え方もヒントになります。

例えば、産地違いのコシヒカリで味がブレる理由を整理したコシヒカリがまずいと感じる原因と炊き方のポイントも、考え方として役立ちます。

値段は高い?価格相場とコスパの考え方

値段は高い?価格相場とコスパの考え方
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みずかがみの値段を見ると、「ちょっと高い?」と感じる方もいるかもしれません。

ですが、結論から言うと、みずかがみは価格帯としては中〜やや高めに位置するものの、内容を理解すると納得しやすいお米です。

2025年(令和7年)産の滋賀県産みずかがみは、通販では5kgでおおよそ5,000〜6,000円前後10kgで9,000〜10,000円前後が主な相場になっています。

環境こだわり米や無洗米など仕様によって、価格に幅が出るのが特徴です。

主な通販価格帯の目安

容量価格帯(税込)仕様の例傾向
5kg約4,900〜6,100円白米・玄米・環境こだわり米標準〜やや高め
10kg約8,800〜10,300円無洗米・減農薬(5kg×2)送料無料が多い
20kg約20,000円前後業務用・まとめ買い単価は割安

スーパーの特売米と比べると確かに安くはありませんが、みずかがみは減農薬・環境配慮栽培が基本で、精米・検査・配送まで含めた価格だと考えると、極端に割高というわけではありません。

値段が変わる主な理由

みずかがみの価格が上下する理由は、いくつかはっきりしています。特に影響が大きいのは、栽培方法と販売形態です。

価格に影響するポイント

  • 環境こだわり米・減農薬栽培はプレミアム価格になりやすい
  • 無洗米は精米工程が増える分、やや高め
  • 送料無料や定期購入で実質単価が下がることがある
  • 新米期(9月以降)は在庫が多く価格が安定しやすい

通販では、楽天やYahoo!ショッピング、JA直販などで送料無料商品が多く、10kgで見ると実質的には1kgあたり900〜1,000円前後に収まるケースが主流です。

北海道・沖縄など一部地域では送料が別途かかる場合があるので、ここは購入前に要チェックですね。

コスパは良い?悪い?

「この値段でまずかったら嫌だな…」という不安、すごく分かります。ですが、みずかがみの場合、価格に対する評価は味そのものよりも“期待とのズレ”で割れやすい印象です。

濃厚で甘いごはんを想像すると割高に感じるかもしれませんが、毎日食べても飽きにくく、冷めても安定するという点を重視するなら、コスパは悪くありません。

特にお弁当や炊き置きが多い家庭では、値段以上に使いやすさを感じやすいです。

安さ重視ならブレンド米や業務用米、味のバランス重視ならみずかがみ、という考え方もひとつの目安になります。

最終的には、ご家庭の食べ方や好み次第です。価格はあくまで一般的な相場の目安なので、購入時は公式情報や販売ページの条件を確認しつつ、無理のない範囲で選んでくださいね。

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売ってないと感じる理由と確実な購入先

売ってないと感じる理由と確実な購入先
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「みずかがみが売ってない」と感じる人は意外と多いですが、実際には流通が止まっているわけではありません。

多くの場合、販売時期・流通ルート・店舗側の事情が重なって、見つけにくくなっているだけです。

みずかがみは滋賀県のブランド米で、全国流通が前提のコシヒカリに比べると、どうしても取り扱い店舗が限られます。そのため、普段使っているスーパーに置いていないと「売ってない」と感じやすいんですね。

みずかがみが売ってないと感じやすい主な理由

  • 早生品種で新米期の動きが早い
    8月下旬〜9月上旬に収穫・販売が始まり、人気ロットは早めに動く
  • 全国区ではない滋賀県限定ブランド
    一般スーパーではコシヒカリ優先で棚割りされやすい
  • 特A評価・環境こだわり米が先に売れる
    プレミアム仕様は数量限定で品切れになりやすい

特に新米シーズン(9〜10月)は、「出回るのは早いけど、動きも早い」時期。タイミングを逃すと一時的に見かけなくなり、それが「売ってない」という印象につながります。

確実に購入できる主な場所

みずかがみを安定して買いたいなら、最初から流通ルートを絞るのがコツです。

購入しやすい主なルート

  • JAタウン(JA全農滋賀):環境こだわり米・新米の取り扱いが安定
  • 楽天・Yahoo!ショッピング:複数ショップで比較でき、送料無料も多い
  • 米専門店(小泉米店・こめリピなど):減農薬や無洗米が選びやすい
  • ふるさと納税:新米期は発送待ちになるが、確保しやすい

2025年(令和7年)産については、9月下旬以降に本格流通が始まり、12月は通販在庫が比較的安定しています。

JAタウンや大手通販サイトでは、即日〜数日発送の商品も多く、売り切れの心配は以前ほど大きくありません。

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販売時期新米の目安を知っておく

みずかがみは早生品種のため、販売スケジュールを知っておくと探しやすくなります。

  • 8月下旬:一部農家・直売所で先行販売
  • 9月上旬〜中旬:通販・ふるさと納税で順次発送開始
  • 9月下旬以降:JA・道の駅・通販で安定供給

Instagramや公式ショップで「令和◯年産 販売開始」の告知が出ることも多く、早めにチェックしておくと取り逃しにくいです。

在庫切れを避けるコツ

どうしても欲しい場合は、以下を意識すると失敗しにくくなります。

  • 検索時に「みずかがみ 令和◯年産」と年産を入れる
  • 特A評価やプレミアム表記は早めに確保する
  • 10kgや定期便のほうが在庫が残りやすい

それでも完売している場合は、同じ近江米のコシヒカリや、ブレンド米で一時的に代用するのも現実的です。

価格帯や使い勝手が近く、味の方向性も大きく外れません。

「売ってない」と感じたときほど、実は選択肢は複数あります。オンラインを上手に使えば、みずかがみは今でも十分に手に入るお米ですよ。

みずかがみに近い食感の品種はある?

「近くのスーパーでみずかがみが売っていない…」「買い足したいけど似た食感の米はある?」という悩み。結論から言うと、みずかがみに“そっくり”な味・食感の米を完全に置き換える品種は近畿では少ないです。

ただし、食感の傾向が似ていて、ガス炊飯器でも比較的相性が良い品種はいくつかありますので、以下に整理してお伝えします。

よく比較される品種と食感の違い

品種味・食感の特徴みずかがみとの近さ
ヒノヒカリほどよい粘り、バランス系やや近い
あきたこまち上品な甘み、軽めの食感比較的近い
ササニシキあっさり、すっきり系食感傾向は似ている

この中で、みずかがみに“最も近い傾向”として挙げられるのは、ヒノヒカリや、東北系の品種であるあきたこまち・ササニシキです。

どれも強い粘りより軽やかな口当たりを持つタイプで、ガス炊飯器でもふっくら仕上げやすい品種です。

九州〜西日本で広く作られる人気銘柄です。

コシヒカリに近い味わいながら、粘りはやや控えめで、みずかがみの“あっさり寄り”感に比較的近い食味です。

日常の主食としてのバランスが良く、ガス炊飯器でも安定します。

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東北を代表する品種で、上品な甘みと適度な粘りがあり、軽やかな食感が特長です。

みずかがみの“あっさり系”にやや近い印象で、炊き上がりもふっくらします。

昔ながらのあっさり系ご飯の代表格で、粘りが控えめです。

近年は栽培量が減少していますが、見かけたら試す価値ありです。

酢飯やお弁当向きの軽さがみずかがみに通じるところがあります。

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“完全に同じ”食感はないの?

正直に言うと、みずかがみと完全に同じ味・食感の品種はありません。

なぜなら、みずかがみは滋賀県独自の開発品種で、高温耐性・外観品質・冷めても硬くならない食感という特性を持っているからです。

そのため、「似た方向性で違和感がない」お米を選ぶという発想が現実的です。

日常使いで、ガス炊飯器でもふっくら仕上がる軽め・バランス系のお米を選べば、「みずかがみの食感に近い」と感じやすくなります。

炊き方でみずかがみに近い食感に調整する方法

また、品種そのものを変えるだけでなく、炊き方を調整することでも食感の印象は変わります。例えば、ガス炊飯器で炊く場合は…

  • 少しだけ水を多めにする(目盛り+大さじ1〜2でも差が出る)
  • 浸水時間をしっかり取る(30〜60分程度)
  • 蒸らし時間を確保する

これによって、粘りと粒感のバランスが整い、どんな品種でも“ふっくら感”が強調されやすくなります。

つまり、炊き方次第でみずかがみに近い口当たりを引き出すことができるのです。

まとめ:どのお米が合う?

まとめると、「みずかがみに近い食感」を求めるなら、まずはヒノヒカリ・あきたこまち・ササニシキのような軽め・バランス系のお米を試してみるのがおすすめです。

そして、ガス炊飯器で炊く際は、水加減や浸水・蒸らしを意識することで、どの品種でも“柔らかさ・ふっくら感”を高められます。

最終的には、ご家庭の炊飯環境や好みによって感じ方が変わるので、いくつか試してみるのがいちばん確実です。

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【まとめ】みずかがみ米がまずい?と感じたら炊き方と保存方法を試してみよう!

本記事では、みずかがみの口コミやコシヒカリとの違い、値段やランクの見方、売ってないときの入手方法など解説しました。

解説した内容をまとめたので、確認していきましょう。

  • みずかがみは甘さ控えめのあっさり系で好みが分かれやすい
  • もっちり濃厚系を期待すると物足りなく感じることがある
  • パサパサの原因は炊き方や水加減の影響が大きい
  • 浸水不足や蒸らし不足で評価が下がりやすい
  • 保存状態が悪いと風味が落ちやすい
  • 冷めても硬くなりにくくお弁当向きという強みがある
  • SNSや通販ではリピーター評価が非常に多い
  • 「まずい」は検索サジェスト由来で実体験とはズレがある
  • 新米時期は評価が特に高い傾向がある
  • 水や炊飯器を変えるだけで印象が大きく変わる
  • ランクや特A評価は全国的にも高水準
  • 売ってない不満は味ではなく流通量の問題が多い
  • 毎日食べる家庭用の定番米として評価されている
  • みずかがみがまずいかどうかは好みと使い方次第

もしあなたが「みずかがみはまずいのかも…」「買って失敗したくない」と感じて本記事にたどり着いたなら、その不安はとても自然なものです。

実際、みずかがみは甘みや粘りが強いタイプではないため、期待と違って「パサパサ」「物足りない」と感じてしまう人がいるのも事実です。
さらに、炊き方や保存状態によって印象が変わるお米なので、条件が合わないと評価が割れやすいのも納得できます。

ただ、本記事で見てきた通り、みずかがみはランクや品質が低いお米ではありません。

炊き方、水、保存、食べ方を少し整えるだけで、「冷めても美味しい」「毎日食べやすい」と評価が一気に変わる、特徴のはっきりしたお米です。

実際に、SNSや通販の口コミでは「結局みずかがみに戻った」「新米の塩おにぎりが衝撃的だった」という声が多く、“派手さはないけれど、手放せなくなる”という評価が積み重なっています。

だからこそ、もし今「まずいかも」と感じているなら、すぐに切り捨てるのではなく、炊き方や保存を一度見直して、自分の食べ方に合うかどうかを確かめてみてください。

みずかがみは、合う人には長く付き合える、そんなタイプのお米です。

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