まずいっていう口コミは炊き方の問題なのか、品種の問題なのか知りたい
ゆうだい21が気になって検索してみたら、ゆうだい21がまずいという口コミや評判、味の感想、炊き方のコツ、価格とのバランスなど、いろいろな情報が出てきて少し不安になった…という方も多いかなと思います。
実際、インターネット上にはゆうだい21の口コミや評判がたくさんあって、なかには「パサパサでまずい」「期待外れだった」という声もあれば、「人生一番のお米」「冷めてもおいしい」と真逆の感想も並んでいます。
さらに、ゆうだい21の炊き方や水加減、コシヒカリとの違い、価格は本当に高いのか、どこで買えるのか、セブンイレブンやローソンなどコンビニで使われているのか、といった疑問も一緒に気になってきますよね。
本記事では、そういったゆうだい21がまずいと言われる理由や口コミの傾向、逆においしいと高評価されているポイントまで、整理していきます。
味の特徴だけでなく、「なぜ人によって評価が分かれるのか」「おいしく炊くために何を調整すればいいのか」まで具体的にお伝えするので、読み終わるころには自分にとってゆうだい21がアリかナシか、かなりイメージしやすくなるはずです。
これからゆうだい21を買うか迷っているあなたも、すでに購入して「まずい…?」と悩んでいるあなたも、原因と対策を知ればまだ巻き返せることが多いので、ぜひ気楽に読み進めてみてくださいね。
ゆうだい21はまずい?口コミの真相を徹底解説

まずは、ゆうだい21という品種そのものの特徴と、実際の口コミで語られている「おいしい派」と「まずい派」両方の声を整理していきます。
味や食感の傾向、価格帯、評価が分かれる背景を押さえておくと、このあとの炊き方や活用法も理解しやすくなりますよ。
- ゆうだい21とは?品種や特徴・名前の由来は?
- 通販の口コミをレビュー
- ゆうだい21の本音は?SNSに投稿されたリアルな声
- ゆうだい21はまずい?味の好みが分かれる理由
- おいしい炊き方の基本
- 価格が高いと言われる理由
ゆうだい21とは?品種や特徴・名前の由来は?
ゆうだい21は、宇都宮大学が開発した国立大学発のお米です。
1990年に宇都宮大学附属農場で偶然見つかった株から育成が始まり、じっくり時間をかけて改良され、2010年に品種登録されました。
いわゆる「新品種ブーム」の中でも、研究機関発という少し珍しいバックボーンを持ったお米ですね。
名前の由来は、宇都宮大学の通称「うだい」に、雄大な姿をイメージした「ゆうだい」を重ね、さらに21世紀の主役になる米であってほしいという願いを込めて「21」が付けられています。
つまり、名前自体に「これからの時代を背負うお米を作ろう」という意気込みが詰まっているわけです。
味と食感の特徴としては、粒が大きめでツヤが強く、粘りと甘みもしっかり感じられるタイプです。
炊きたてはもちろん、冷めても粘りが落ちにくいので、おにぎりやお弁当用のご飯として特に評価されています。コシヒカリ系の「バランス型」よりも、少しモチモチ寄りのイメージを持ってもらうと近いかなと思います。
ゆうだい21は暑さに比較的強い一方で、背丈が高くて倒伏しやすいなど栽培が難しい面もあります。その分、丁寧に作られたブランド米として扱われることが多く、価格帯もやや高めになりやすいお米です。
参考:ゆうだい21 ゆうだい21 | 宇都宮大学の広大な農場で生まれた奇跡のお米
まずい?美味しい?通販の口コミをレビュー

通販での評価はどうなのか気になるところですよね。Amazonや楽天市場の口コミを中心にチェックしてみましたが、実際の声を見ていくと「美味しすぎてリピート確定!」という感想から、「思ったほどではなかった」という意見まで、かなり幅広い印象でした。
ここでは、楽天市場のレビューを参考に、良い点・気になる点の両方をわかりやすく紹介します。
まずはポジティブな口コミから見ていきますね。
家族にも贈りたくなるほど気に入ってしまいました。炊き上がりの香りと甘みがすごくて、次もこのお米にしようとほぼ決めています
炊飯器を開けた瞬間にツヤがすごい!粒が大きくてもっちりしていて、久しぶりに「おいしいご飯だなあ」と感じられました
テレビで見て気になって買いましたが、見た目も味も期待以上でした。普段のお米よりワンランク上の満足感があります
甘みがしっかりしていて、冷めてもおいしいからお弁当でも大活躍。おにぎりにしたら家族に大好評でした
普段はミルキークイーンを食べていますが、こちらは粒が大きくて存在感があり、新しいお気に入りになりそうです
レンジで温め直してもモチモチ感が戻るのには驚きました。普段のご飯がちょっと特別になるお米ですね
ニュースで見て買いました。塩むすびにしてみたら甘みが引き立って、正直びっくり。冷めてもおいしいって本当でした
粒の大きさにまず驚きました。ツヤや香りもよく、炊飯器を開けた瞬間の“ごちそう感”が違います
モチモチしているのに重くなく、甘みもあってとても美味しいです。思い切って買ってよかったと思えるお米でした
毎年いろいろな産地のお米を試していますが、これは別格ですね。次は10kg買おうかと思っています
一方で、ゆうだい21ならではの特徴が「合わなかった」という声もあります。
テレビで美味しいと見て試しましたが、甘みが思ったより控えめで私の好みではありませんでした
柔らかめに炊ける印象で、普段硬めが好きな私には少し違いました。水を少なめにすると良さそうです
期待して購入しましたが、普段食べているミルキークイーンほどの強い粘りは感じられず、味の傾向が違うなと思いました
全体としては高評価が圧倒的に多いものの、「粘りが強い」「甘みが濃い」という特徴が、味の好みの分かれ目になるようです。
口コミから見えるポイント
- モチモチ・甘み・ツヤはほとんどの人が高評価
- 冷めても美味しく、おにぎり向きという声が多い
- 水加減で炊き上がりが変わりやすく、好みの調整が必要
- 硬め派・さっぱり派には合わない可能性あり
通販レビューはあくまで個人の好みによる部分が大きいですが、ゆうだい21の特徴を知って選べば、満足度はかなり高いお米だと思います。
炊き方による違いも大きいので、初めての人は少量から試すのもおすすめですよ。
ゆうだい21の本音は?SNSに投稿されたリアルな声
SNSでもゆうだい21を食べた人のリアルな声がたくさん投稿されています。
全体的には「モチモチ」「ツヤがすごい」「料理がワンランク上になる」といったポジティブな感想が多く、日常の食卓での満足度がかなり高い印象です。
ここでは、実際に私が調査したSNS投稿の中から、特徴的な口コミをいくつか紹介しますね。
夜明け前の朝ご飯🍚🍴 4時はニュースがやってるから朝です☀️ こんな時間に朝ご飯食べてるのは私だけかな🥺 今日のお米、栃木のゆうだい21なんだ。粘りが強くてムッチムチなの。あと卵のせて、ちょっとふりかけかけて、そばの実入り白菜汁に富山の白エビ入り黒昆布。 ゴージャス✨ #お米生活
栃木県の特A米、ゆうだい21を手に入れました! これで600円だけど、食べるのが楽しみです
♪鰹たたきとマグロのサラダ🥗 ♪餅巾着など ♪米🌾はゆうだい21🍚 ご馳走様でした🙏✨ #おうちごはん 栃木県の米「ゆうだい21」のツヤがすごくて感動しました😍 やる気なしメニュー←些細なことで精神的ダメージが大きくてひどく疲れる日でした😵💫 明日は朝から動物病院行ってきます🐶💉
ちなみにこの『ゆうだい21』は栃木県のお米です 宇都宮大学で品種改良されたそうで 宇都宮大(U大)というネーミングとのこと😂
私がこの秋おすすめしたいのは栃木県産の[ゆうだい21] 宇都宮大学が20年かけて育て上げたお米がこの秋出回り始めています⤴️ 極端なダイエットがきっかけで薄毛が進行してしまう方もいらっしゃるので、美味しいお米を食べて髪に栄養を行き渡らせましょう😇 #企業公式秋のフォロー祭 #ゆうだい21#発毛
まず多かったのが、粘りの強さやムッチリ感に驚いたという声です。
例えば、朝4時に朝ごはんを食べたという口コミは、「粘りが強くてムッチムチの食感がたまらない」と、卵かけご飯のお供にぴったりだと投稿していました。
朝イチで“ご褒美ご飯”のように感じるほどの満足感だったようです。
また、「手に入った!」「食べるのが楽しみ」と購入報告の投稿も多く、600円で購入できたという人が喜びの声を上げていました。
価格のわりに期待値が高い、というニュアンスが伝わってきます。
晩ご飯の様子を投稿している方の中には、鮭の塩焼きと一緒にゆうだい21を炊いて、「今日のごはんは栃木のゆうだい21」とシンプルに書き添えているケースもありました。日常食の中でも、ほどよい存在感があるようです。
さらに、ツヤの美しさを絶賛するコメントも見られました。
「ツヤがすごくて感動した」という声や、「疲れた日だったけど、このお米のおかげで気持ちが少し上向いた」という投稿もあり、お米そのものが癒やしや元気のきっかけになっているのが印象的でした。
一方で、ゆうだい21の背景について触れている投稿もあり、「宇都宮大学の“U大”が名前の由来なんだって」と豆知識のように紹介している人も。楽しみながら食文化に触れている姿が微笑ましいですね。
ユニークだったのは、美容系企業のアカウントが「秋におすすめしたいお米」としてゆうだい21を紹介していた投稿です。
20年かけて開発された品種だと触れながら、美味しいお米を食べることは髪にも良いといった切り口で紹介しており、食と美容を絡めた視点はSNSならではだなと感じました。
SNS口コミからわかる特徴
- 粘り・モチモチ食感を評価する声が圧倒的に多い
- ツヤの美しさを写真付きで投稿する人が多い
- 朝食・晩ご飯・おにぎりなど幅広い場面で使われている
- 購入報告や「楽しみ」という声も多く、期待値が高い
SNSの投稿はありのままの声なので、口コミサイトとはまた違った生の温度感があって参考になります。
ゆうだい21を“食卓がちょっと楽しくなるお米”として紹介している人ばかりで、見ているだけでつい食べたくなってしまいますよ。
ゆうだい21はまずい?味の好みが分かれる理由
ゆうだい21の口コミを見ていると、「すごく美味しい」という声と「ちょっと合わなかった」という声の両方がありますよね。
結論から言うと、ゆうだい21は“味の個性がかなりハッキリしたお米”なので、その特徴が好きな人にはとことん刺さる一方、苦手な人には「まずいかも…」と感じやすいお米なんです。
ポイント:味の特徴が強い=好みが分かれやすい
ここからは、実際に味の特徴を細かく整理しながら、どんな部分で好みが分かれるのか解説していきますね。
甘みがしっかりしていて濃いタイプ
ゆうだい21は、第一印象から甘みがしっかり感じられるタイプのお米です。噛めば噛むほど甘みが立ってくるので、甘めのお米が好きな人は「これは美味しい!」とハマりがちです。
一方で、
- さっぱり系が好き
- コシヒカリのような自然な甘みがちょうどいい
という人にとっては、ゆうだい21の濃い甘みが「ちょっと重い」「くどい」と感じられてしまうケースもあります。
粘りが強くてモチモチ食感が際立つ
ゆうだい21は粘りが強く、かなりモチモチとした食感が特徴です。モチモチ系のお米が好きな人にとっては、満足度がすごく高いです。
でも、「ほぐれ感のあるご飯が好き」という人には、この強い粘りが合わず、結果的に「まずいと感じてしまう理由」につながります。
余談ですが、モチモチ感はおにぎり・丼・お弁当では特に良い方向に働きやすいですよ。
粒が大きくて食べごたえが強い
ゆうだい21は粒が大きいので、口に入れたときの存在感がしっかりあります。「食べごたえのあるご飯が好き」という人からの高評価につながっている理由ですね。
ただ、普段ミルキークイーンや小粒系のお米を食べている人は、食感の違いから「何か違う」「慣れない」と感じやすいです。
冷めても甘み・粘りが続くが、それが苦手な人も
冷めても美味しく食べられるのは、ゆうだい21の強みのひとつです。お弁当やおにぎりの口コミに高評価が多いのもこのためです。
しかし、冷めても粘りが残るので、
- 冷えたご飯は少し硬めが好き
- お弁当はさっぱりした食感が理想
という人には、「ちょっと重く感じる」という感想につながりやすいんです。
“まずい”と感じる最大の理由は水加減のミス
実は、ゆうだい21が「まずい」と言われる理由の中で、かなり多いのが水加減の失敗です。
ゆうだい21は吸水力が高いため、普段と同じ水量で炊くと柔らかくなりすぎて、
- ベチャつく
- 重たい甘みだけが残る
という状態になりやすいんです。
まとめ:特徴がハッキリしているから好き嫌いが分かれる
ゆうだい21は、
- 甘みが強い
- 粘りが強い
- 粒が大きい
- 冷めても味が強い
という特徴がとてもハッキリしているお米です。
そのため、刺さる人には深く刺さり、「これしか食べたくない」というほどハマる一方で、味の方向性が違うと「まずいと感じる」原因になってしまいます。
万人向けというより、“特徴の合う人には最高においしいタイプのお米”という立ち位置ですね。
お米は好みが大きく分かれる食品なので、最終的な判断はあなた自身の味覚が一番です。もし不安なら、まずは少量から試してみるのもおすすめですよ。
おいしい炊き方の基本

「まずいと感じたけど、本当に品種のせい?」と迷ったときは、炊き方を見直す価値がかなり高いです。ゆうだい21は粘りと甘みがしっかりしているぶん、水加減と浸水時間の影響を受けやすいタイプなんですよね。
研ぎ方と浸水時間の目安
まずはお米の研ぎ方から。力を入れすぎず、最初の水はさっと捨てて、そのあと3〜4回水を替えながらやさしく研ぎます。
ヌカの匂いが残らない程度に、でもゴシゴシしすぎないくらいがちょうどいいです。
浸水時間の目安は、
- 夏場:30分前後
- 冬場:1時間前後
です。どの季節でも最低30分、最大1時間くらいを目安にすると、芯までしっかり水が入り、ふっくら炊き上がりやすくなります。
水加減とモード選び
水加減は、まず炊飯器の目盛り通りで試してみて、
- 柔らかすぎる→次回から目盛りより1〜2mm少なめ
- 硬すぎる→逆に1〜2mm多め
という感じで微調整していくのがおすすめです。新米に近いゆうだい21なら、やや少なめの水からスタートする方が失敗しにくいかなと思います。
炊き上がったら10〜15分はフタを開けずに蒸らし、そのあと釜の底から切るようにほぐしてあげると、一粒一粒が立ちやすくなります。
ゆうだい21をおいしく炊くざっくり手順
| ① 研ぎ方 | やさしく3〜4回、最初の水はすぐ捨てる |
| ② 浸水 | 30〜60分を目安に季節で調整 |
| ③ 水加減 | 最初は目盛り通り→好みに合わせて±1〜2mm |
| ④ モード | 普通 or 早炊きでお好みチェック |
| ⑤ 蒸らし・ほぐし | 10〜15分蒸らしてから底から切るように |
新米の水加減の考え方は、新米を美味しく炊く水加減の基本でも詳しくまとめているので、イメージをつかむのに役立つと思います。
価格が高いと言われる理由
ゆうだい21の口コミを見ていると、価格が「高い」という声です。ざっくりですが、
- 一般的な無銘柄・ブレンド米:1kgあたり300〜400円前後
- 産地限定コシヒカリ:1kgあたり500〜800円くらい
- ゆうだい21:1kgあたり400〜1,000円前後(栽培方法・ブランド次第)
というイメージで、標準価格帯よりやや高め〜高級ブランド米クラスに入ってくることが多いです。特別栽培米やコンクール受賞米などになると、どうしても価格は上がりやすいですね。
このため、
- 「値段を考えると期待しすぎてしまう」
- 「いつもの倍近い価格なのに、感動するほどではなかった」
といった形で、味の満足度と財布のバランスが合わず「まずい」という感想につながっているケースもあります。
逆に言うと、「毎日の主食をとにかく安く」というより、「おにぎり用」「来客用」「自分へのごほうび」など目的を絞って使うと満足度が上がりやすいポジションのお米かなと感じています。
ここで挙げた価格帯は、あくまで一般的な目安です。収穫年や店舗、精米方法、キャンペーンなどによって変動するので、実際に購入する際は最新の価格を必ず確認してください。
ゆうだい21はまずい?口コミや実力をさらに深掘り解説
ここからは、コンビニやコンクール、サミットなど具体的なシーンでの評価や、コシヒカリとの違い、日本一・世界一といった肩書きの真相を深掘りしていきます。
「話題になっている理由」と「それでも欠点があるポイント」の両方を押さえておくと、自分に向いているかどうかを冷静に判断しやすくなりますよ。
- セブン&ローソンのおにぎりで使われるゆうだい21の実力
- コシヒカリとの違いを比較
- 日本一?世界一の米?ギネス認定は?
- 口コミで見かけるゆうだい21の欠点とは?
- ゆうだい21サミットとは?生産者が集う技術と食味の祭典
- テレビ特集で一気に広まったゆうだい21の人気
- ゆうだい21はまずい?口コミから導くあなたに合う選び方と理想の食べ方まとめ
セブン&ローソンのおにぎりで使われるゆうだい21の実力

ゆうだい21は、「コンビニのおにぎりで使われているお米」としても名前が出てくることが多いです。
セブンイレブンでは、地域限定のおにぎりや企画商品などでゆうだい21が採用された例があり、ローソンでもまちかど厨房の弁当用ご飯などにブレンドとして使われています。
ここで大事なのが、コンビニでゆうだい21の袋米を買えるわけではないという点です。
あくまで「中身のご飯として使われている」ので、家庭用にお米そのものを買いたい場合は、道の駅や直売所、通販サイト、ふるさと納税などを利用する必要があります。
とはいえ、コンビニのおにぎりは「冷めたご飯を毎日大量に売る」シビアな世界です。
その現場で採用されているということは、冷めてもおいしさが続く・レンチンしても劣化しにくいという、ゆうだい21の特徴が評価されている証拠だと私は捉えています。
「まずは味見してみたい」という場合は、地域限定のおにぎり情報などをチェックしてみるのも一つの方法ですね。
参考:日本経済新聞 セブン向けコメ新品種を直接調達 木徳神糧
参考:宇都宮大学 ローソン「まちかど厨房」のお弁当のお米に宇都宮大学開発の「ゆうだい21」を採用!
コシヒカリとの違いを比較

「コシヒカリを超えた」「コシヒカリの後継」と言われることもあるゆうだい21ですが、実際には味の方向性が違う2品種です。
ここでは、双方の特徴が一度でわかるように表で比較していきます。
| 比較項目 | コシヒカリ | ゆうだい21 |
|---|---|---|
| 粘り | ほどよい粘りのバランス型 | コシヒカリよりも5.5倍の粘り |
| 甘み | 自然で上品な甘さ | 噛むほど濃くなる甘み |
| 食感 | しっとり・ふっくら | 大粒で弾力が強い |
| 香り | 控えめで食べ飽きない | 甘い香りが広がる |
| 冷めたとき | 少し硬く締まりやすい | しっとり感が続きやすい |
| 向いている用途 | 毎日の主食・幅広い料理 | おにぎり・弁当・丼 |
まとめると、コシヒカリは「万能タイプ」、ゆうだい21は「濃厚モチモチタイプ」という明確な違いがあります。
- さっぱり・ふっくら → コシヒカリ
- もちもち・甘みしっかり → ゆうだい21
コシヒカリの特徴をもっと深掘りしたい場合は、あきたこまちとコシヒカリの違い・味・価格・特徴も参考になります。
日本一?世界一の米?ギネス認定は?
【栃木県初快挙「ゆうだい21」が日本一 おいしい米コンで最優秀金賞】 ・鹿沼南高食料生産科の3年生5人が栽培したコメ「ゆうだい21」が山形県庄内町で開かれた「第17回あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト決勝大会」の高校生部門で最優秀金賞を受賞した
ゆうだい21を調べていると、「日本一」「世界一」「世界最高米」「ギネス世界記録」という言葉がいろいろ出てきて、ちょっと混乱しやすいところです。ここは冷静に整理しておきましょう。
まず、ゆうだい21は全国規模・国際規模の米コンクールで、最高賞や金賞を何度も獲得している実績のあるお米です。
特に「米・食味鑑定コンクール:国際大会」などでは、金賞のかなりの割合をゆうだい21が占めた回もあり、「日本一のお米」と言われても不思議ではない結果を残しています。
参考:第27回「米・食味鑑定コンクール:国際大会」 in つくばみらい審査結果発表
一方で、「ギネス世界記録」との関わり方は少し間接的です。
世界最高米という高級ブレンド米の原料として、ゆうだい21が採用された年があり、その世界最高米が「最も高額な米」としてギネス認定された…という流れです。
このため、「ゆうだい21そのものがギネス世界一に認定されたわけではない」点は、知っておくとモヤモヤが減るかなと思います。
さらに補足すると、「ゆうだい21」の中でも最も世界的評価が高いのが、福島県天栄村の生産者が育てる『ゆうだい21天栄米』です。
私もテレビで特集を見ましたが、“世界一のお米”として紹介されていました。
天栄米は、世界最大規模の米品評会である「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」で、最高峰の国際総合部門金賞を何度も受賞していて、“世界一”と称されるにふさわしい実績を持っています。
参考:福島県ホームページ 【天栄村】もっと 知って ふくしま!第2弾 天栄米【6秒】
【ゆうだい21天栄米が世界一と言われる理由】
- 9年連続受賞という圧倒的な安定品質
- 天栄村独自の「漢方環境農法」による無農薬・無化学肥料栽培
- 甘み・粘り・粒立ち・香り・冷めても美味しい食感が高評価
- コシヒカリを上回る受賞数の年もあり、国内外から注目のブランド
特に天栄村の生産者が実践している「漢方環境農法」は、土壌の健康を最優先にした非常に手間のかかる栽培方法で、これによりゆうだい21のポテンシャルを極限まで引き出したお米に仕上がっています。
そのため、ゆうだい21の口コミを調べるときは、“品種としてのゆうだい21”と“ブランド米としてのゆうだい21天栄米”を分けて考えると、評価の違いがより理解しやすくなります。
「日本一」「世界一」といった表現は、コンクールの結果やマーケティング表現が混ざりやすい部分です。正式な受賞歴や詳細を確認したいときは、必ず主催団体や大学・自治体などの公式情報もチェックするようにしてください。
口コミで見かけるゆうだい21の欠点とは?

どんなに評価の高いブランド米でも、欠点ゼロのお米はありません。ゆうだい21の口コミや研究情報を見ていると、主に次のような欠点・デメリットが挙げられます。
- 粘りがかなり強いので好みが分かれる(さっぱり派には重く感じられやすい)
- 水加減・浸水時間を間違えるとベタつきやパサつきが目立ちやすい
- 栽培がやや難しく、価格が高くなりがち
- 生産量や取り扱い店が限られており、入手しづらい
特に「まずい」と感じた人の口コミを読むと、粘りの強さと炊き方の相性が合っていないケースが多いように見えます。
コシヒカリよりもモチモチしているお米なのに、コシヒカリと同じ感覚で水を入れたり、浸水なしで急いで炊いたりすると、思った通りの仕上がりにならないのは自然な話ですよね。
注意ポイント
ゆうだい21=万人にとって絶対おいしい完璧なお米、というわけではありません。あなたの好みが「あっさり」「硬め」「粒立ちくっきり」寄りなら、そもそも方向性が合っていない可能性もあります。
その場合は、別の銘柄を選んだ方が幸せになれることも十分あるので、「合わなければ無理にリピートしない」という選択も大事です。
ゆうだい21サミットとは?生産者が集う技術と食味の祭典
ゆうだい21には、「ゆうだい21サミット」と呼ばれるイベントもあり、生産者や研究者が集まって栽培技術や食味の結果を共有したり、コンクール形式で評価したりしています。
全国各地からゆうだい21が出品されるので、地域ごとの作り方・味わいの違いを知る良い機会にもなっています。
サミットでは、
- 高温の年でも品質を落とさないための栽培工夫
- 長期保存しても粘りや甘みを保つための研究結果
- コシヒカリとの食味比較データ
といったテーマで発表が行われることが多く、「ただおいしいお米」ではなく、「これからの気候変動にも対応できる高食味米」としての位置づけが強まってきていると感じます。
こうした場で情報交換が進むことで、栽培技術の底上げ→品質の安定→口コミでもハズレが減るという流れが期待できるので、ゆうだい21好きとしては今後も継続してほしい取り組みのひとつですね。
参考:宇都宮大学 ゆうだい21サミット2024を開催しました
テレビ特集で一気に広まったゆうだい21の人気
今日夜6時半からの青空レストランは⭐️ 年に一度の新米スペシャル🍚 今年は、栃木県・宇都宮大学で生まれた究極のモチモチ米「ゆうだい21」👏週に1度しか営業しない幻の味付け海苔、大物ミュージシャンが愛した鮭明太など最強ごはんのお供も☺️ゲスト #野呂佳代 さんもご飯を食べる手が止まりません!!
ゆうだい21が一気に全国的な知名度を獲得したきっかけのひとつが、テレビ番組での特集です。
実際にいくつかの番組で取り上げられ、ゆうだい21の開発ストーリーや食味のすごさが詳しく紹介されました。
特に印象的だったのが、日本テレビの「満天☆青空レストラン」(2023年10月14日放送)です。
宇都宮大学附属農場でのロケでは、品種誕生の背景や学生たちの稲刈りの様子が紹介され、炊きたてのゆうだい21を食べた出演者が「甘みがすごい」「もっちもち!」と驚いていたのが印象的でした。
さらに、フジテレビの「Mr.サンデー」(2025年6月1日放送)では、ゆうだい21が誕生するまでの20年にわたる開発秘話が特集され、「コシヒカリ超え」として注目を浴びました。
食味試験の映像や生産者インタビューもあり、まさに“新時代の米”として紹介されていましたね。
ニュース系では、FNNニュース(2025年11月25日)で、品評会の受賞歴や「コシヒカリの約5.5倍の粘り」という食味データも丁寧に解説。これにより「本当にそんなにすごいの?」と興味を持つ人がさらに増えました。
また、テレビ山梨(2025年5月26日放送)では、北杜市の田植えの様子とともに、高温に強いゆうだい21の特性や、粘りの強さが取り上げられ、地域でも話題に。実地の映像は説得力がありますし、これを見て購入を決めた方も多いはずです。
テレビでの紹介が広がりを加速
こうした全国ネットの番組やニュースで取り上げられたことで、ゆうだい21は一気に注目度が上昇し、「まずい?」「美味しい?」という検索が増え、口コミが一気に増えた背景にもつながっています。
ただし、テレビはどうしても“良い面を分かりやすく伝える”傾向が強いので、期待値が跳ね上がりすぎてしまい、食べたときにギャップが生まれるケースも見られます。高評価も低評価も、その前提を知って読み解くとより納得しやすいですよ。
ゆうだい21はまずい?口コミから導くあなたに合う選び方と理想の食べ方まとめ
本記事では、ゆうだい21がまずいと言われる理由や口コミの傾向、逆においしいと高評価されているポイントまで、解説しました。
解説した内容をまとめたので、確認していきましょう。
- ゆうだい21は甘みと粘りが強く、味の個性がはっきりしている
- モチモチ食感が好きな人には高評価になりやすい
- さっぱり系が好きな人には重く感じられやすい
- 炊き方(水加減・浸水)で仕上がりが大きく変わる
- 水を入れすぎるとベチャつき、「まずい」と感じやすくなる
- 粒が大きく存在感のある食べごたえが特徴
- 冷めても粘りと甘みが続き、お弁当やおにぎり向き
- 期待値が上がりすぎると、味の印象にギャップが出やすい
- 通販口コミではリピート評価が多いが、一部に合わないという声もある
- SNSではツヤやモチモチ感を褒める投稿が目立つ
- コンビニのおにぎりで使われるなど、冷めても強い品質が評価されている
- コシヒカリより濃厚で粘りが強く、方向性が異なる
- 価格がやや高いため、コスパ面で評価が割れやすい
- 品評会やテレビ特集で話題性が高まり、口コミの注目度も上昇している
ゆうだい21を調べてみても、まずいという口コミと、美味しいという口コミが真っ二つで、「結局どっちなの?」と迷ってしまう方は少なくないと思います。
実際、ゆうだい21は甘みや粘りが強く、特徴がハッキリしているため、人によって好き嫌いが分かれやすいお米です。炊き方の相性や水加減のミスで評価が大きく変わるため、「まずい」という声も自然に出てきます。
ただ、口コミを丁寧に読み解くと、ゆうだい21は「特徴に合う人にとっては最高」「冷めても美味しい」「おにぎりに最適」と絶賛されるケースが圧倒的に多いお米でもあります。
粒の大きさ、モチモチ食感、甘みの強さなど、ハマる人にはたまらない魅力があります。
さらに、コンクールで何度も金賞を受賞し、天栄村の天栄米は“世界一”と称されるほど評価が高く、テレビ特集やコンビニ採用の例を見ても、実力が確かな品種であることが分かります。
「気になるけど失敗したくない」と思っていた方も、特徴を理解した上で選べば満足度はぐっと高くなります。
もし「自分の好みに合うか確かめてみたい」「まずは試したい」と思うなら、最初は量の少ないパックやブランド米を選ぶと安心です。
特徴が合えば、ご飯が主役になるほどの美味しさを楽しめるはずです。自分の食卓に合うかどうか、ぜひ少量から試してみてください。