ハツシモって本当にまずいの…?買おうか迷ってるけど失敗したくない
ハツシモがまずいと感じて検索にたどり着いたあなたは、「ハツシモ米は、私の口に合わないのかな?」とか「ハツシモの評判や味の特徴ってどうなんだろう」とモヤモヤしているところかなと思います。
ハツシモはまずいのか美味しいのか、岐阜県のお米としての評価や味の評判、コシヒカリとの違い、炊き方のコツ、食味ランキングでのランク、さらには値段とのバランスまで、気になるポイントが一気に出てきますよね。
中には、米がまずい県ランキングの話題や、ハツシモの食味ランキングや特A評価の有無が気になっている方もいるはずです。
本記事では、ハツシモの味のタイプや向いている料理、まずいと言われる理由、炊き方での改善ポイントまで、まるっと整理していきます。
読み終わるころには、「自分には合うお米なのか」「どう炊けばもっとおいしくなるのか」がかなりハッキリしてくるはずです。
ハツシモ米がまずいと感じるのは本当?評価や口コミから検証

まずは「ハツシモは美味しいのか、それともまずいのか」という、一番気になるところから整理していきます。
岐阜県のお米としてのハツシモの立ち位置や、味・評判・ランクなどをまとめて見ていくと、自分の好みとの相性も見えやすくなりますよ。
- ハツシモとは?どんなお米?特徴や系統を紹介
- 岐阜県のお米ハツシモは美味しい?
- ハツシモ米がまずいと言われる理由は?
- ハツシモはまずい?まずい米ランキングを徹底検証
- 食味ランキングのランク評価は?
- 口コミや評判を検証
- ハツシモの評判をSNSの口コミからチェック
- ハツシモ好きが抵抗なく食べられるおすすめ銘柄は?
- ハツシモの値段と味や評判との関係は?
ハツシモとは?どんなお米?特徴や系統を紹介
ハツシモは、岐阜県で長く愛されてきた地域密着型のお米で、戦後まもない昭和25年に県の奨励品種として採用されたのがスタートです。
美濃平野の気候と土地に相性が良く、栽培がどんどん広がったことで、現在では岐阜県内で最も作付面積の多い主要品種になっています。
特徴的なのは、岐阜県外ではほとんど作られていないこと。生産エリアが限られているため、地元では「岐阜ならではのお米」として親しまれ、県外の人からは“幻のお米”と呼ばれることもあるくらいです。
名前の「ハツシモ」は、かつての収穫時期が初霜の頃だったことに由来しています。現在は収穫のピークが10月中旬に早まっていますが、晩成の品種らしく、じっくり育った大粒のしっかりしたお米に仕上がります。
味の方向性はあっさり寄り。大粒で噛みごたえがあり、食べ進めても重たくならないため、寿司米としても人気があります。県内の飲食店でも寿司や丼物に採用されていることが多いですね。
また、平成22年からは「ハツシモ岐阜SL」という改良版の品種が普及し、病害に強く育てやすくなったことで品質も安定しました。
このSL系統は従来のハツシモと同じ銘柄として扱われており、消費者からは引き続き岐阜を代表するハツシモとして親しまれています。
地元の風土に根ざした“オンリーワン品種”という背景を知ると、ハツシモが持つ個性的な魅力もより感じやすくなると思います。
参考:岐阜県公式ホームページ ぎふの米
岐阜県のお米ハツシモは美味しい?
ハツシモは、岐阜県を代表するブランド米のひとつで、好みが合えばかなり美味しいと評価されるお米です。
粒が大きく、炊き上がりはやや硬めで、一粒一粒が立つような食感が特徴。噛むとしっかり歯ごたえがあり、口の中でほろっとほどけていく感じが好きな方にはたまらないタイプだと思います。
味わいは、コシヒカリのような「もちもち&濃い甘み」というタイプではなく、粘り控えめであっさりした方向です。
毎日食べても飽きにくい、くどくないご飯が欲しい人からは、「おかずの味を邪魔しない」「冷めても美味しい」という声が多いです。
向いている料理としては、寿司飯、カレー、丼物、お弁当用のご飯などが代表的です。
ハツシモは冷めても硬くなりすぎず、粒感がほどよく残るので、おにぎりにもかなり使いやすいお米です。
逆に、「白ご飯だけを主役にして、ねっとり甘いご飯を味わいたい」というスタイルだと、少し物足りなさを感じやすいかもしれません。
評判をざっくりまとめると、もっちり甘いご飯を求める人には合いにくいけれど、粒立ちの良いあっさりご飯が好きな人にはハマりやすいお米という印象です。
普段コシヒカリやあきたこまちのようなもっちり系が好きな場合は、まずは少量で試して、自分の好みに合うかチェックしてみるのがおすすめです。
ハツシモのざっくり評価イメージ
- 好きな人:粒立ちが良くてあっさりしたご飯が好きなタイプ
- 合いにくい人:もっちり&強い甘みの白ご飯を求めるタイプ
ハツシモ米がまずいと言われる理由は?

「ハツシモはまずい」という評価は、正直なところお米そのものの質が低いからというより、味の方向性が合わない・炊き方が合っていないことから生まれているケースが多いと感じています。
まず大きいのが、味と食感のタイプの違いです。ハツシモは硬さと弾力がありつつ、粘りは控えめ、甘さも強すぎないあっさり寄りの味わいです。
ここで、コシヒカリのような「ふっくら柔らかくて、噛むと甘みがどんどん出てくる」タイプを期待してしまうと、
- 甘みが弱く感じる
- ご飯だけだと物足りない
- なんとなくパサパサしてまずい
といった感想につながりがちです。
もう一つの大きな理由が、炊き方と水加減です。粒が大きく、水分の吸収も控えめなタイプなので、いつもの感覚で「少し固めが好きだから水を減らそう」とやってしまうと、かなり硬い炊き上がりになりやすいです。
浸水時間が短すぎると、芯が残ったような食感になってしまい、どうしても「まずい」という判断になってしまいます。
さらに、年やロットによっては玄米の充実度が不足して等級が下がることもあり、粒が薄い・見た目のツヤが弱いお米に当たってしまうこともゼロではありません。
その一度の体験が印象に残って「ハツシモはまずい」というイメージだけが独り歩きしてしまう、という流れもあり得ます。
とはいえ、カレー、丼物、チャーハン、寿司飯のように、おかずや味付けがしっかりした料理との相性はとても良いです。
白ご飯だけを主役に楽しみたい派には相性が微妙でも、「料理の引き立て役としてのご飯」を重視する人にとっては、かなり使いやすいお米なんですよね。
ハツシモはまずい?まずい米ランキングを徹底検証
ネットを見ていると、「まずい米ランキング」「米がまずい県ランキング」といった刺激的な言葉が目に入って、不安になる方も多いと思います。
結論から言うと、ハツシモや岐阜県産のお米が、全国的なまずい米ランキングの上位に入っているというデータは見当たりません。
むしろ、口コミベースのまずい米ランキングで名前が挙がる理由も「期待していたブランドと違った」「たまたま古米っぽいロットに当たった」といった、かなり主観寄りのものが中心です。
ハツシモに関しては、「まずい米」扱いというより、好みが分かれやすいあっさり系の銘柄というポジションに近いです。
寿司屋さんや飲食店では、冷めたときの粒立ちの良さや、酢やタレとのなじみの良さを評価して採用しているケースもあり、プロ側からの評価はむしろ高いことが多いです。
いわゆる「まずい米ランキング」は、公式な機関が作っているわけではなく、あくまで個人の口コミや主観的なランキングです。
ハツシモがそこに入っていないからといって絶対的に美味しいとも限らないですし、入っていたとしても万人にまずいという意味ではない、という前提は覚えておくと安心かなと思います。
大事なのは、ランキングの数字よりも、「自分の好みとハツシモの特徴が合うかどうか」です。
ここから先で、食味ランキングや味の特徴、炊き方のコツを合わせて見ていくと、その判断がかなりしやすくなってきますよ。
食味ランキングのランク評価は?

お米の「客観的な評価」が気になる方は、米の食味ランキング(日本穀物検定協会の評価)をチェックすることが多いと思います。
ハツシモは、岐阜県美濃地区の「美濃ハツシモ」という名前で評価対象になっており、過去には最高ランクの特Aを獲得したこともある銘柄です。
ハツシモ(美濃地区)の主な食味ランキング評価(目安)
| 年産 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 平成28年(2016年) | 特A | 約20年ぶりに特A評価を獲得 |
| 平成30年(2018年) | 特A | 冷めてもおいしい粒立ちが評価 |
| 令和6年(2024年) | A | 特Aには届かないものの、安定した高評価 |
直近の数年間はA評価が続いているものの、特Aを複数回取っているという実績からも分かるように、ハツシモは「まずい米」とは程遠く、むしろ高評価ゾーンにいるお米だと考えて大丈夫です。
もちろん、食味ランキングの評価は年ごとの天候や栽培条件によって変わりますし、同じ産地・銘柄でもロットによって微妙に味が違うこともあります。
だからこそ、あくまで「傾向を知るための目安」として捉えつつ、実際に食べてみて自分の好みと照らし合わせるのがいちばん確実です。
参考:日本穀物検定協会 (参考)平成元年産からの特Aランク一覧表
口コミや評判を検証

ハツシモの口コミや評判を検証していきます。この章では、私が楽天市場やAmazonのレビューを中心に調査し、傾向をわかりやすくまとめています。
全体として、楽天市場のレビューはとても評価が高く、星4〜5がほとんどでした。特に大粒でしっかり噛みごたえがある点や、冷めてもおいしさが持続する点が多くの人に支持されている印象です。
また、地元で食べ慣れている人が「やっぱりこれが一番合う」とリピートしているケースが目立ちます。一方で、モチモチ系のお米が好きな人は「ハツシモのあっさり感」をどう感じるかで好みが分かれやすいように見受けられました。
ここからは、実際のレビュー内容を要約しながら、特徴的だった声を紹介していきます。
長い間食べていなかったけど、久しぶりに炊いたらやっぱり美味しくて家族でしみじみ味わいました
柔らかいお米は得意じゃないので、ハツシモのほどよい硬さが一番しっくりきます。味つき料理とも相性バツグンです
久しぶりに息子へ送ったら、「やっぱりハツシモが一番うまい!」と喜んでくれました
初めて食べて、あまりの粒の大きさとおいしさにすぐ購入。とくにおにぎりにすると最高です
ササニシキに近いあっさりした風味で、寿司やカレーにもよく合います。冷めてもなかなかいい味ですよ
好きな銘柄なのに手に入りにくいので、買えるときに買い置きするようにしています
実家で食べていた味そのまま。届いたら小分けにして冷蔵庫保管していますが、風味が長持ちします
冷めてもおいしいのでお弁当にぴったり。粒感が好みだったのでリピします
10年近くハツシモだけを食べています。炊きたてはもちろん、冷めても味が落ちないのが嬉しいです
岐阜に住んでいたころ食べていた味を思い出しました。粒が大きくて、ほんのり甘みもあります
総合すると、ハツシモは「硬め・あっさり好き」の人に特に支持されており、大粒で冷めても美味しいという特徴も高評価につながっています。
一方で、普段から「もちもち系」や「甘みの強いお米」に慣れている人は、最初はあっさりしすぎに感じるかもしれません。
ただ、口コミを幅広く見ていて感じたのは、ハツシモは「慣れると手放せなくなるタイプのお米」ということ。地元で愛されている理由も納得できる内容が多く揃っていました。
ハツシモの評判をSNSの口コミからチェック
SNSでもハツシモの話題はとても多く、実際に生活の中で食べている人のリアルな声が集まっていました。
全体としては「粒が大きくて食べごたえがある」「あっさりしているのにお米の味がしっかり感じられる」という前向きな口コミが目立ちます。
また、地元岐阜での支持が強く、県外へ出てもわざわざ取り寄せて食べ続けている人も多く見受けられました。
我が家もやっと新米🎵 私の愛用『ハツシモ』は岐阜の山奥の本当に美しい清流で作られているお米。 流通が非常に少なく幻の米と呼ばれています。 私はずっとハツシモ愛しています。 初めて美濃で食べた時「こんなに美味しいお米があるの!?」と、驚いて銘柄を聞いたほど。 また今年もいただけて幸せ🩷
お友だちからもらった米を炊いた。 我が家では珍しく白米だけで炊いた。 ハツシモ 美味しかったよ! ちらり映るはんぺんの明太子炒めに、ごはんがよく合いました。
三年前に 📮ポストマップで 立ち寄ったスーパーで 弁当を購入🍱 自家米🌾ハツシモ 美味い( ´ ▽ ` )
昨日の名古屋出張のランチ 濃厚中華そば佐とう 行列が出来る人気店、タイミングよく食べる事が出来た。 東京の”ちゃん系“と同じかな?と思ってたら、はるか上を行くこだわりのお店だった 醤油のコク、ネギの分厚い切り方、焼豚も。 中でも、ライスが、幻の米”ハツシモ“とは😊 美味しかった!
県内でしか流通されてない米「ハツシモ」 霜が降りる時期に刈り取る事からその名が付いた米です。 岐阜のスーパーやドラッグストアで売ってます。5㌔4500円。 粘りと甘みが少なく、食味は昔のササニシキに近い。寿司米や刺し身の他、冷えた塩むすびなんかは最高に旨いです。 岐阜土産にどうぞ。
2月ぶりの米購入 5kg消費するのに半年かかるから 米価あんまり気にしてないけど 500円も上がってたなハツシモ 酢飯や丼ものに非常に合う 粒大きめの岐阜のお米
ほしいブランドの米は見かけたらすぐ買う様になりました... うちは!!いや儂は!!! ハツシモ最優先なんじゃーーーー!!! ハツシモ...ハツシモ... うまいよハツシモ... 高いけど...うまいよ...ちょっとお硬めで...うまいよ...
まず印象的だったのは、普段からハツシモを主食にしている家庭が「高騰しても結局ハツシモを選ぶ」と語っていたことです。
米騒動の影響で価格が上がっても「うちはハツシモ一択」という声が複数あり、食べ慣れた味への強い安心感が伝わってきました。
また、ハツシモの特徴である大粒の食感を評価する声も多く、「白米だけで炊いても満足感がある」「おかずとの相性が抜群」「ちょっと硬めで美味しい」といった口コミが並んでいました。
実際、ある投稿では親族からもらったお米を炊いたところ、「ご飯だけでしっかり美味しい」という感想が添えられ、ハツシモの食べごたえがそのまま伝わってくるようでした。
さらに、ハツシモは「幻の米」と呼ばれることもあるため、流通量が少ない希少性に惹かれている人も多い印象です。
岐阜の清流に囲まれた田んぼで作られるという背景も、SNSでは“ストーリー性のあるお米”として好意的に語られていました。
「初めて美濃で食べたときに驚いた」という声もあり、県外でこの味に出会ってファンになった人が継続して購入し続けている様子もうかがえました。
ほかには、イベントの差し入れで食べたおにぎりが「粒が大きくて甘みがあって最高だった」という感想や、弁当に使われていたハツシモが「とても美味しくて印象に残った」という声もあり、日常の中でハツシモの魅力に触れている人が多くいました。
また、値段に関する投稿も多く、「高くなったけどこの品質なら納得」「ハツシモじゃないと満足できない」という意見があり、価格以上に価値を感じている人が多いようです。
特に、酢飯や丼ものに合うという声が複数あり、ハツシモの適度な硬さと粒感が料理を引き立てるという評価も一貫していました。
最後に印象的だったのが、「ハツシモは見かけたらすぐ買う」というコメントが複数あったこと。流通量が多くないため、店頭で見つけたら即購入する“推し銘柄”的な扱いになっている人も多く、地域性と希少性、そして安定した美味しさが、SNSでも高い支持につながっているといえます。
総じて、SNSの声からもハツシモは「硬め・粒立ち好きの人に愛されるお米」であり、普段使いでも特別感のある美味しさを楽しめる銘柄だということがよく分かる結果となりました。
ハツシモ好きが抵抗なく食べられるおすすめ銘柄は?
ハツシモを普段から食べている人が、ほかの銘柄に挑戦するときに一番気になるのが、「味や食感の違和感がないか?」という点だと思います。
ハツシモは “大粒・硬め・あっさり系” という個性がはっきりしたお米なので、同じ方向性の銘柄を選ぶと失敗がありません。
ここでは、ハツシモ愛用者でも抵抗なく食べやすい近いタイプの銘柄から、少し違うけれど相性が良い銘柄、まったく別タイプを楽しみたい人向けの銘柄まで、わかりやすく紹介します。
ハツシモに一番近い方向性の銘柄
「硬め・あっさり・粒感が欲しい」「食べ慣れた感じが欲しい」そんな人は、この3つが特におすすめです。
①新之助(新潟) ― “大粒でしっかり、硬め好きに刺さる”
新之助はハツシモと同じく粒が大きめで、ほどよく噛みごたえがあるお米です。
甘みはハツシモよりやや強いものの、ベタつかず、冷めても美味しいという共通点があります。
→ 「ハツシモの大粒感が好き」なら一番の乗り換え候補です。
②富富富(富山) ― “あっさり×しっかり食感で相性◎”
富富富(ふふふ)は、最近じわじわ人気が高まっている富山のブランド米。
特徴は、
- あっさり
- 冷めてもパラッと粒立ち良い
- しっかり目の噛み心地
など、ハツシモの方向性と近い属性を持っています。
→ ハツシモ利用者からの相性が非常に良い銘柄です。
③コシヒカリ(産地によっては硬め傾向)
コシヒカリは甘み・粘りがあるイメージですが、
三重県産・北陸産は比較的しっかり目の食感が出やすいため、硬め好きでも食べやすいです。
→ “ハツシモより少し柔らかいけど普通に美味しい”というバランス型。
ハツシモとは少し違うけど美味しく食べられる銘柄
①あきたこまち ― “あっさり寄りで食べやすい”
あきたこまちはハツシモより若干柔らかいですが、
ほどよくあっさりしていて、おかずと相性が良いので食べやすいタイプ。
→ ハツシモの軽さが好きな人にとって違和感が少ない銘柄。
②ひとめぼれ ― “ややもっちり。甘みが少し欲しい人向け”
ひとめぼれは、
- あっさりと甘みのバランスが良い
- クセがない
- どんな料理にも合わせやすい
という特徴で、ハツシモより少しだけ甘みを感じたい人に向いています。
→ 「甘すぎるのは嫌だけど、ほんのり甘さは欲しい」という人に最適。
まったく違うタイプを少量だけ試してみたい人向け
ハツシモとは正反対の方向性ですが、味の違いを楽しみたい場合はこの2つ。
①ミルキークイーン ― “超モチモチ系の真逆タイプ”
粘りが強く、もち米のようにしっとり柔らかいタイプ。
ハツシモとは180度違いますが、
たまに甘いご飯を食べたいときに少量買うなどの楽しみ方ができます。
②ゆめぴりか ― “甘み×粘りの王道もちもち”
北海道の人気米で、
- 甘い
- モチモチ
- 香りが良い
という特徴があり、甘み重視の人には魅力的。
→ ハツシモとはかなり違うため、まずは1kgや2kgなど少量がおすすめ。
ハツシモ愛用者が“違和感なく食べられる銘柄”
- 相性が特に良い:新之助・富富富・硬めコシヒカリ
- 違和感が少ない:あきたこまち・ひとめぼれ
- 味の違いを楽しむ:ミルキークイーン・ゆめぴりか
ハツシモの特徴である
- 大粒
- あっさり
- 硬め
- 冷めても美味しい
これらをどこまで重視するかで選ぶ銘柄は変わります。
まずは、
「ハツシモと方向性が近い」銘柄から挑戦するのが失敗しない方法です。
ハツシモの値段と味や評判との関係は?

ハツシモの値段は、いわゆるブランド米としては中堅〜ややお手頃寄りのゾーンに入ることが多いです。
2025年産の相場感でいうと、白米5kgでおおよそ4,000円前後、10kgで7,000〜12,000円前後(送料込み)の範囲に収まることが多い印象です。
ふるさと納税の返礼品として選べるケースも多く、その場合は実質的な負担がぐっと下がります。
ハツシモの価格イメージ(一般的な目安)
| 容量 | 価格帯の目安 | コメント |
|---|---|---|
| 5kg(白米・無洗米) | 約4,000円前後 | ブランドや精米方法で差が出やすい |
| 10kg(白米) | 約6,000〜12,000円 | 家族持ちならここが主力ゾーン |
| 玄米30kg | 約20,000〜25,000円 | まとめ買い派向け、保管方法に注意 |
味と値段のバランスで見ると、特A評価実績があり、冷めてもおいしい粒立ちの良さを考えると、コシヒカリなどの有名ブランドより少し安く手に入ることが多い、コスパの良い銘柄と言えます。
日常使いのご飯としても、お弁当やおにぎり用としても扱いやすいので、家庭での満足度は高いはずです。
一方で、甘みと粘りを最優先する方からは「値段の割に甘さが足りない」といった感想が出ることもあります。
このあたりは、自分が求めているご飯像(甘み重視か、食べ飽きないあっさり重視か)によって評価がガラッと変わるポイントですね。
なお、ここで紹介している価格帯はあくまで一般的な目安です。実際の販売価格は年産やショップ、キャンペーン、ふるさと納税の条件などによって変わりますので、正確な情報は公式サイトや販売ページで必ず確認してください。
ハツシモ米がまずいを防ぐ比較と炊き方のポイント

ここからは、「ハツシモをどう選んでどう炊くか」という実践パートに入っていきます。
コシヒカリとの違いを押さえつつ、炊き方のコツや向いている料理、メリット・デメリット、口コミの傾向を整理していくと、「ハツシモまずい問題」をかなりコントロールしやすくなりますよ。
- ハツシモとコシヒカリの違いを味と特徴で比較
- ハツシモ米の炊き方とまずいを防ぐ炊飯のコツ
- ハツシモ米に向いている料理と相性の良い食べ方
- ハツシモ米が合う人・合わない人
- ハツシモ米の対応銘柄炊き炊飯器はある?
- 産地直送JAタウンで新鮮なハツシモに出会おう!
- ハツシモ米のまずい印象の結論と評価のまとめ
ハツシモとコシヒカリの違いを味と特徴で比較
ハツシモとコシヒカリの違いを一言でまとめると、ハツシモは大粒であっさり硬め、コシヒカリは標準粒でモチモチ甘めというイメージです。
この違いが、そのまま「美味しい/まずい」の印象に直結してきます。
ハツシモとコシヒカリの主な違い(イメージ)
| 項目 | ハツシモ | コシヒカリ |
|---|---|---|
| 粒の大きさ | 大粒でしっかり | 標準的なサイズ |
| 食感 | 硬め・弾力・粒立ち良い | モチモチ・柔らかめ |
| 味わい | あっさり・甘み控えめ | 甘みと旨みが濃い |
| 香り | 控えめですっきり | 炊き立ての甘い香りが強い |
| 向いている料理 | 寿司・カレー・丼・お弁当 | 白ご飯・炊き込みご飯・丼 |
コシヒカリは、「ご飯そのものを主役にしたい」「おかずがなくてもご飯だけでいける」という人に刺さりやすいお米です。
一方ハツシモは、おかずをしっかり味わいたい人や、冷めても味と食感が安定しているお米が欲しい人に向いているタイプと言えます。
もしあなたが、普段からコシヒカリやゆめぴりか、つや姫のようなもっちり系を愛用しているなら、「ハツシモ=まずい」と感じる可能性はたしかにあります。
その場合は、白ご飯でいきなり置き換えるのではなく、カレーや丼、お弁当用など、ハツシモの得意分野から取り入れてみるのがおすすめです。
ハツシモ米の炊き方とまずいを防ぐ炊飯のコツ

ハツシモは炊き方ひとつで「硬くてまずい」方向にも、「粒立ち良くて美味しい」方向にも転びやすいお米です。
ここでは、家庭の炊飯器で失敗しにくい炊き方のコツをまとめておきます。さらに、普段からお米を炊きまくっている私の実体験もあわせて紹介します。
基本の炊き方の流れ
- 洗米は手早くやさしく、ぬかを落とすイメージで行う
- 浸水は夏で30分〜1時間、冬は1〜2時間を目安に
- 水加減は「いつもより少し多め」から試す
- 炊き上がったら15分ほど蒸らしてから底からほぐす
ハツシモは大粒で吸水に時間がかかるので、浸水時間をしっかり取るのがとても大事です。
特に冬場は水温が低く、芯まで水が入りにくいので、1時間以上を目安に見てあげると安心です。無洗米の場合は、浸水不足がより顕著に出やすいので、意識して時間を取りましょう。
浸水時間について詳しく知りたい方は、無洗米の扱い方を解説している「無洗米の早炊きは大丈夫?失敗しない手順と注意点」でも、浸水の目安や理由を詳しく紹介しています。考え方はハツシモにもそのまま応用できます。
ちなみに、私の体験ですが、水道水よりもミネラルウォーターか浄水器の水を使ったほうが、ハツシモの味がワンランク上がります。
ハツシモはあっさり系のお米なので、水の味がそのまま出やすいんですよね。
水のクセが少ない「軟水」のほうが、粒立ちと後味がきれいに出る印象です。
「硬く仕上がる」「なんか野暮ったい味になる」という方は、一度水を変えてみると驚くほど変化を感じるはずです。
私はこれで、ハツシモの印象がかなり良くなりました。
水加減と炊飯モードのポイント
水加減は、普段のご飯より5〜10%ほど多めから試してみると失敗しにくいです。
「硬めが好きだから」といっていきなり水を減らすと、ハツシモの場合はただ硬いだけのご飯になりがちなので注意してください。
炊飯器に「銘柄炊き」や「おいしいご飯モード」「じっくり炊き」などのモードがある場合は、そういったものを優先して使うのがおすすめです。
少し古めのお米や価格を抑えたお米の炊き方については、「生活応援米がまずい原因は?口コミ評価とおいしく炊くコツ」でも詳しく触れているので、ハツシモの炊飯にも参考になるはずです。
また、海外米のカルローズをおいしく炊くときと同じように、「水の量」「浸水時間」「蒸らし」を丁寧に整えるだけでも味の印象はかなり変わります。
炊き方の考え方に興味があれば、「カルローズ米の美味しい炊き方と実食レビュー」も合わせて読むと、より理解が深まると思います。
ハツシモを炊くとき、私は タイガーのIH圧力炊飯ジャー「炊き立て」シリーズ を愛用しています。
ちょっとだけグレードの高いモデルなのですが、この炊飯器が本当に優秀です。
特に、私が一番信頼しているのが 「極うまモード」 です。
- 加熱の仕方が丁寧
- 圧力でふっくら
- 粒を立たせつつも中まで柔らかい
- 甘みも引き出してくれる
という理由で、ハツシモとの相性がめちゃくちゃ良いんですよ。
唯一の「極うまモード」の欠点は「炊き上がりまで60分かかること」ですが、
待つ価値があるくらい美味しく仕上がります。
普通モードと極うまモードで同じお米を炊き比べると、粒の立ち方もツヤもまったく違うので、私の中では「もう極うま一択」です。
ハツシモ米に向いている料理と相性の良い食べ方

ハツシモは、粒が大きくてしっかりした歯ごたえのあるタイプのお米なので、料理との相性がハッキリ分かれる銘柄です。
特に相性が良いのは、味付けがしっかりしている料理や、冷めても食感が崩れないことが求められる料理です。
たとえば寿司飯はまさに得意分野で、粒立ちの良さと適度な硬さが酢とのバランスを取りながら、べちゃっとならずに仕上がります。
カレーや丼物も同じで、汁気やタレの重みに負けず、粒感をしっかり残したまま食べられるのが強みです。
お弁当にも向いていて、時間がたってから食べる場合でも硬くなりすぎず、パサつきにくいので、家庭用として非常に実用的なお米だと感じています。
チャーハンや混ぜご飯など、米の粒が潰れないほうが良い料理にも使いやすいですね。
逆に、白ご飯そのものの甘みやモチモチ食感を楽しみたい場合は、少し物足りなく感じることがあります。
こうした料理との相性を知っておくと、「ハツシモはまずい」という誤解はだいぶ減るはずです。
特徴を活かした料理に使うことで、ハツシモ本来の魅力をしっかり感じられます。
ハツシモ米が合う人・合わない人
ハツシモは、はっきり言うと「好きな人はとても好き、合わない人にはスッと馴染まない」タイプのお米です。
まず、ハツシモが合う人は、あっさりしたご飯が好きなタイプや、おかずの味をしっかり楽しみたいタイプです。
粒が立つ食感のため噛むほどに旨みを感じられ、冷めても味が落ちにくいので、お弁当派の人とも相性が良いと思います。
一方で、合わない人の特徴としては、甘みが濃いお米が好きな方やモチモチ食感を重視する方が代表的です。
普段からコシヒカリやゆめぴりか、つや姫のような甘く柔らかいお米に慣れている方は、ハツシモを食べたときにやや淡白に感じてしまうことがあります。
ただ、合う/合わないは決して品質の問題ではなく、単純に「どんなご飯が好きか」の方向性の違いです。
自分の食べ方や料理の好みと照らし合わせて選べば、ハツシモはとても扱いやすく、家庭にしっかり馴染むお米になると思います。
ハツシモ米の対応銘柄炊き炊飯器はある?
ハツシモ対応の銘柄炊き炊飯器は実はそこまで多くないのですが、その中でも「これはハツシモ好きに刺さる…!」と感じたのが、アイリスオーヤマの IHジャー炊飯器 極一粒炊き 50銘柄炊き分け です。
50銘柄炊きの中にしっかり ハツシモ専用モード が搭載されているので、ハツシモの特性に合わせて最適に炊き分けてくれるんですよ。
この炊飯器の魅力は、なんといっても “美味しさの頂点” と呼ばれる 極一粒炊き を採用していること。大粒で粒立ちの良さが命のハツシモとは相性抜群です。
かまど炊きのおいしさは、炎がかま全体を包み込むように均一に熱を伝える点にあります。
瞬熱真空釜はこの状態を再現し、
- 一粒一粒が立つ
- 表面に自然なツヤが出る
- ふっくらした存在感のある炊き上がり
と、家庭炊飯とは思えないレベルに仕上げてくれます。
あっさり系で粒がしっかりしたハツシモの個性が、ここで一段と際立ちます。
一般的な炊飯だと、お米が釜の中で暴れやすく、粒が傷ついたり旨味が流れたりすることもあります。
しかし極一粒炊きは、かまど炊きと同じ “おどらせない炊き方” を採用。
- 粒が割れにくい
- 表面がなめらか
- 中までしっとり旨味が残る
という、まさに「お米を丁寧に扱った味」になります。
大粒のハツシモは、粒を傷つけない炊き方をすると甘みや香りがぐっと上がるので、この構造と非常に相性が良いんです。
この炊飯器がハツシモと相性が良い理由はほかにもあります。
- 50銘柄炊きにハツシモ専用設定がある
→粒の大きさ、吸水スピードなどを計算した火力調整が自動で最適化 - IHと圧力制御による絶妙な火加減
→外はしっかり、中はふっくらの理想的なバランス - ムラなく均一に熱が入る釜構造
→ハツシモ特有の「噛むほどおいしい」を最大限引き出す - 冷めてもおいしい強さ
→弁当派・おにぎり派との相性も最高
ハツシモ好きとしては「ここまで相性いいのか!」と驚くほど、しっかり粒が立って、しかも硬すぎない絶妙な炊き上がりになります。
この炊飯器を使うことで、あなたは…
- ハツシモの良さを最大限引き出した“専門店レベル”のご飯が食べられる
- 粒が立つ・艶が出る・弾力があるという理想の炊き上がりを再現できる
- 毎日の食卓で、お米の味と質に妥協しなくてよくなる
- お弁当やおにぎりが格段においしくなる
- ハツシモをもっと「好きな銘柄」へ昇格できる
というメリットが得られます。
特にハツシモは炊き方に左右されやすい銘柄なので、炊飯器の相性で“美味しさの伸びしろ”が大きく変わります。
ハツシモの粒と味をしっかり楽しみたいなら、この炊飯器は選択肢のひとつに入れておいて損はありません。
特に「粒立ちが命の銘柄を美味しく炊きたい」という人にはかなり刺さるはずです。
気になった方は、どんな炊き方ができるのかを販売ページでチェックしてみてください。
産地直送JAタウンで新鮮なハツシモに出会おう!

JAタウンは、全国のJAから旬のおいしいものを産地直送で届けてくれる通販サイトで、国産の食品にこだわりたい人にぴったりのサービスです。
JA全農が運営しているため品質面の安心感が高く、全国47都道府県の特産品が自宅にいながら楽しめるのが大きな魅力です。
具体的には、旬の農産物から地域限定の特産品、畜産物、ギフト用商品まで幅広く揃っていて、「国産で安心できる食材を選びたい」「新鮮なものを産地から直接届けてほしい」というニーズにしっかり応えてくれます。
レビュー数も18万件以上と豊富なので、人気商品や味の傾向がわかりやすく、初めてでも選びやすいのも嬉しいポイントです。
JAタウンを利用することで、あなたは自宅にいながら日本各地の“旬”を楽しめるようになります。
重いお米や野菜BOXも定期便で届けてもらえるので、買い物の手間を減らしたい人にも便利。ギフト用の熨斗対応も充実していて、お世話になった方に産地の味を贈りたいときにも使いやすいですよ。
新鮮で安心できる国産食材を手軽に楽しみたい方は、まずJAタウンのラインナップをチェックしてみてください。
季節ごとの美味しさや、地域ならではの魅力的な商品がきっと見つかるはずです。
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ハツシモ米のまずい印象の結論と評価のまとめ
本記事では、ハツシモの味のタイプや向いている料理、まずいと言われる理由、炊き方での改善ポイントまで、まるっと解説しました。
解説した内容をまとめたので、確認していきましょう。
- ハツシモは岐阜県の主要品種で“幻の米”と呼ばれるほど地域限定の銘柄
- 名前の由来は初霜の頃に収穫していた歴史にある
- 大粒であっさりした味わいが特徴で好みが分かれやすい
- もっちり甘いご飯が好きな人には物足りなく感じやすい
- 粒が硬めなので浸水不足だとまずいと感じやすい
- 水加減を誤ると硬すぎて評価が下がりやすい
- 冷めても粒感が残り弁当やおにぎりに向いている
- 料理との相性は寿司飯・丼物・カレーが特に良い
- 食味ランキングでは特A獲得歴があり評価は高い
- まずい評判の多くは炊き方が合っていないことが原因
- SNSでは「推し銘柄」として愛されている声が多い
- 値段は中堅クラスでコスパが良いとの声が多い
- コシヒカリと比べると甘さ・粘りが控えめで料理向き
- 自分の好みと炊き方を理解すれば美味しく感じやすい
ハツシモについて調べているあなたは、「あっさり系のお米って実際どうなんだろう?」「まずいって聞くけど本当?」と、銘柄選びに慎重になっているはずです。
たしかに、ハツシモはコシヒカリのようなモチモチ甘いタイプではなく、硬め・あっさり系なので、好みが合わないと「まずい」と感じやすいお米です。
さらに、浸水不足や水加減ミスなど、炊き方の影響も受けやすく、適切に炊かないと本来の美味しさが発揮されにくいという一面もあります。
ただ、ハツシモは岐阜県を代表する銘柄で、食味ランキングで特A評価の実績もある高品質なお米。大粒で噛みごたえがあって冷めても美味しく、寿司や丼、お弁当に抜群に向いている、まさに“料理を引き立てるご飯”なんです。
口コミでも、「粒が大きい」「おにぎりで最高」「冷めても美味しい」といった評価が非常に多く、あっさり系が好きな人からは圧倒的支持を集めています。
もし、「あっさり粒立ち系のお米が好き」「お弁当や丼によく使う」という食生活なら、ハツシモはむしろピッタリの銘柄。
らに、正しい炊き方を押さえれば、炊きたてはもちろん、冷めてからの美味しさが本当に際立ちます。
ハツシモは万人向けではないものの、“自分の好みにハマる人にとっては、もう他に戻れないお米”になりやすい特徴があります。
つまり、ハツシモが「まずい」と言われる理由を理解し、特徴と炊き方を押さえれば、あなたの食卓でもハツシモの魅力をしっかり楽しめるはずです。
大粒の食感やあっさりした後味が合いそうだと感じたら、まずは少量から試してみて、あなた自身の舌で確かめてみてください。
きっと「ハツシモってこんなに美味しいの?」と、これまでの印象が変わる体験ができると思います。