
天のつぶって本当にまずいの?買ってから後悔したくない…
天のつぶまずいと検索して本記事にたどり着いたあなたは、天のつぶの口コミや評価、特徴や炊き方、水加減、さらには放射能や福島県産の安全性まで、いろいろ気になっているのではないかなと思います。
天のつぶは、値段が安い分まずいのでは?コシヒカリの比較ではどっちがおすすめ?備蓄米として向いているのか、新米の時期や食味ランキングでのランクなど、ネット上には情報がたくさんあって、かえって迷ってしまいますよね。
本記事では、天のつぶの味や食感の実食レビュー、口コミや評価、食味ランキングでの位置づけ、産地や放射能検査の状況、水加減や炊き方のコツ、2キロや5キロや10キロの価格の目安、備蓄米としての向き不向きなどを、私自身が実際に食べて試した感想も交えながら、できるだけわかりやすくまとめました。
天のつぶがまずいのか美味しいのか、あなたの好みやライフスタイルに合うのかどうかを、一緒に整理していきましょう。
読み終わるころには、「買って失敗した…」と後悔するリスクはかなり減らせるはずです。
天のつぶは本当にまずい?口コミ・実食レビュー・ランクから徹底検証

ここでは、天のつぶがまずいと言われる理由や、どんな人がそう感じやすいのかを整理していきます。
味や食感の好み、他の銘柄との比較、口コミの傾向を知ることで、あなたにとって合うお米なのかどうかが見えてきます。
- 天のつぶがまずいと言われる理由を解説
- 天のつぶの特徴をわかりやすく紹介
- 天のつぶの食味ランキングは?ランク・評価まとめ
- 【実食レビュー】天のつぶの味・食感は実際どう?買って食べてわかったこと
- 天のつぶの通販評価は?実際の口コミをチェック
- 天のつぶはSNSでどう評価されてる?
- 天のつぶとコシヒカリの比較で見える違い
- 天のつぶの産地と背景は?福島県オリジナル品種
- 天のつぶの放射能検査は大丈夫?
天のつぶがまずいと言われる理由を解説

天のつぶがまずいと言われてしまう一番大きな理由は、「コシヒカリレベルの甘みと粘り」を期待してしまうギャップです。
天のつぶは、コシヒカリやゆめぴりかのような濃厚な甘みとモチモチ食感というより、粒立ちがよくて、さっぱり系で、硬め寄りのご飯です。
普段から甘みが強い高級米に慣れている人ほど、「味が薄い」「モチモチ感が足りない」と感じやすくなります。
もうひとつのポイントが炊き方と水加減です。天のつぶは粒が大きく、外側がしっかりしたタイプなので、普通の感覚で水を入れるとやや硬めに仕上がりがちです。
結果として「パサパサしてまずい」「芯がある」と感じる人が出てきます。
天のつぶに限らず、お米の味は炊き方・保存・水加減でかなり変わります。まずいと感じたときは、品種そのものだけでなく、炊飯条件も一度チェックしてみてください。
実際に何度か炊き比べてみると、水を少し多めにして浸水時間をしっかり取るだけで「別物レベル」で印象が変わると感じています。
逆に、水が少なすぎたり浸水が短いと、硬くてボソボソした仕上がりになり、まずいと判断されやすいですね。
天のつぶの特徴をわかりやすく紹介
天のつぶは、福島県が15年の年月をかけて開発したオリジナル品種で、「粒が大きい・硬め・さっぱり・冷めても味が落ちにくい」という特徴があります。
実際に炊いてみると、一粒一粒がしっかり立っている感じで、外側はやや硬め、内側はほどよく柔らかい「外硬内軟」という表現がしっくりきます。
口の中で噛むほどにじわっと旨みが出てくるタイプですね。
粘りは中〜やや控えめ。コシヒカリやひとめぼれほどのモチモチ感ではないので、チャーハンや丼もの、カレー、弁当のご飯にとても相性が良いです。
逆に、白ご飯だけをじっくり味わいたいときに「濃厚さ」を求めると、少し物足りなく感じるかもしれません。
個人的には、天のつぶは「毎日食べる日常のおかず向けご飯」として、かなりバランスのいいポジションだと思っています。主張が強すぎないので、濃い味のおかずを邪魔しないのが嬉しいところです。
参考:福島県 福島県の水稲オリジナル品種「天のつぶ」
天のつぶの食味ランキングは?ランク・評価まとめ
天のつぶの実力を客観的に見る指標として、食味ランキングがあります。
福島県産の天のつぶは、食味試験でAランクの評価を取ることが多く、全国的に見ても「安定した良食味品種」というポジションです。
ざっくりまとめると、天のつぶの立ち位置はこんなイメージです。
| 品種 | 食味ランクの傾向 | 特徴 |
|---|---|---|
| コシヒカリ | 特A中心でトップクラス | 甘みと粘りがかなり強い |
| つや姫 | 特A常連 | ツヤや香りのバランスが良い |
| 天のつぶ | Aで安定 | 粒立ち良くさっぱり、冷めても崩れにくい |
つまり、「天のつぶ まずい=食味ランクが低い」というわけではまったくありません。
むしろ、公的な評価ではしっかり良いポジションにいて、味の系統がさっぱり寄りなだけ、という受け止め方のほうが近いです。
なお、食味ランキングの結果は年ごと・産地ごとに変わります。数値やランクはあくまで一般的な目安なので、最新情報は各機関の公式発表を確認するようにしてください。
参考:日本穀物検定協会 2.米の食味ランキング表
【実食レビュー】天のつぶの味・食感は実際どう?買って食べてわかったこと

天のつぶを4,750円(税込)で購入して炊いて食べてみました。
最初に驚いたのは“お米の見た目”でした。
袋から出した瞬間に、白い線がスッと入っている独特の見た目に気付いて、「あれ?この感じ、どこかで…」と思ったんです。
思い返してみると、以前レビューした“茨城県産コシヒカリ”にも同じような白いラインが入っていたのを思い出しました。

普段よく食べる北海道のお米は、この白いラインがほとんどないので、正直ちょっと驚きましたね。
「あ、これはまたタイプの違うお米だぞ」とワクワクしながら炊飯準備に入りました。
匂いを嗅いでみると、ほぼ無臭です。これはかなり好印象でした。
というのも、ここ1ヶ月ほどずっと“秋の政府備蓄米”をメインで食べていたので、久しぶりの銘柄米。しかも新米。もう炊く前からちょっとテンションが上がっていました。

お米は3〜4回やさしく研ぎ、いつも通り浄水器の水を使って準備完了。そして天のつぶのポテンシャルをしっかり引き出したかったので、炊飯器(タイガーのご泡火炊きIH圧力炊飯器)の“極うまモード”を選び、じっくり60分かけて炊き上げました。
水加減は冒険せず、今回は炊飯器の指示どおりぴったり。
炊き上がってフタを開けた瞬間……「おおっ」。粒がピカピカに光って、ひと粒ひと粒に重みのある仕上がりで、まず見た目から美味しそう。
香りは炊く前と同じく無臭寄りで、クセはまったく感じませんでした。

ひと口食べてみると、最初の印象は「甘みがほとんどこない」。でもその代わりに、粒のしっかりした食感と、あっさりとした食べ応えが際立っていました。
舌の上で転がしたときに分かる、“外側はやや硬め、内側はほんのり柔らかい”感じが絶妙で、これはかなり私好み。
甘みが控えめだからこそ、味の濃いおかずとの相性がすごく良くて、この日は濃いめに味付けした肉料理と合わせたんですが、めちゃくちゃ合いました。
おかずが主役のときは、天のつぶのさっぱり感がちょうどいいバランスを取ってくれますね。

さらに驚いたのは翌日。炊いたご飯をそのまま12時間冷蔵庫に入れて、おにぎりにして食べてみたんですが……全然パサつかない。
水分が失われず、炊きたてとはもちろん違うけれど、ちゃんと“ふっくら”感が残っていて、冷めたおにぎりとして素直に美味しい。
ここは天のつぶの強みだなと感じました。粒立ちの良さがそのまま維持されているので、お弁当や作り置きに本当に向いています。
結局のところ、天のつぶは“甘みや粘りが欲しい派”には物足りないと思いますが、噛むほどに美味しさが出るタイプが好きな人や、濃い味のおかずと合わせることが多い家庭にはピッタリの米だと感じました。
昨日食べたばかりですが、かなり印象がよかったです。
天のつぶの通販評価は?実際の口コミをチェック

天のつぶについて、実際に購入した人はどんな感想を抱いているのか気になる方も多いと思います。
この章では、楽天市場やAmazonの口コミを参考にしながら、利用者のリアルな声をまとめて紹介します。
特に天のつぶは初めて買う人も多く、「コシヒカリやひとめぼれと比べてどう?」「味や甘さは?」といった不安を持つ人も少なくありません。
実際の口コミを見てみると、天のつぶは 粒の大きさ・冷めても美味しい点・おにぎりとの相性の良さ が高く評価されていました。
★良い口コミ(ポジティブな評価)
コシヒカリとは違うけど、粒がしっかりして冷めても美味しい。福島産に抵抗がある人は損してると思う
近所で天のつぶが見つからずネットで購入。久々に食べたらツヤも食感も良くてすぐリピート確定です
届いてすぐ炊いてみたら、息子が『超うまい!』を連発。親としても嬉しくなるほど好評でした
炊きあがりがツヤツヤ。おにぎりにしてもふっくらして美味しいのでお弁当に最適です
冷めても味が落ちず、甘みも控えめでどんなおかずにも合います。初めてでも大満足でした
チャーハンにも丼ものにも相性抜群。単一原料米でこの価格なら文句なしの品質です
粒が小さめに見えたけど炊くとツヤが出て香りも良く、粘りと甘さがちょうどいい美味しさでした
コシヒカリより粘りは控えめ。むしろおにぎりにはこのくらいがちょうど良いと感じました
お米が光っていて炊き立てはもちろん、冷めても食感が続くのが嬉しい。お弁当派には最強かも
新米の美味しさに感動。もっちり感が残って美味しいので次は炊き込みご飯にも使ってみたいです
甘さは控えめで、粒がしっかり。濃い味噌カツにも相性がよく、毎日食べたいお米です
粒が大きくて揃っていて、とても綺麗なお米でした。炊いたらツヤツヤで美味しい
★中立~やや辛口な口コミ(気になる点)
口コミの中には「悪い」とまでは言わないものの、いくつか気になる意見もありました。
ひとめぼれやコシヒカリと比べると、甘みや粘りは控えめ。好みが分かれると思います
値段が以前より大きく上がっていて残念。品質はとても良いだけに複雑な気持ち
口コミから共通していたポイントをまとめると、次のようになります。
●高評価ポイント
- 粒が大きくてしっかりしている
- 冷めても味と食感が落ちにくい(お弁当に強い)
- あっさりめの甘みでおかずが引き立つ
- ツヤが良く見た目がきれい
- コスパが良いと感じる人が多い
- 新米の時期は特に高評価
●好みが分かれるポイント
- コシヒカリほど強い甘さ・粘りはない
- 粘り系が好きな人には物足りる場合あり
- 価格が上昇しているとの不満の声もある
★口コミ総合評価(まとめ)
天のつぶは、「粒立ちの良さと冷めても美味しい」という点が圧倒的に支持されていました。
また、おにぎり・弁当・チャーハン・丼ものなど、水分や食感が崩れにくい料理に非常に向いているとの声が多数。
甘みや粘りが強くないぶん、「濃い味のおかずと相性が良い」「毎日食べても飽きない」という評価も多く見られます。
天のつぶはSNSでどう評価されてる?
只見駅前で開催されている米フェスに来たら、新米5㎏がなんと¥3,000。 人気ブランドの「福笑い」は売り切れていたが、「天のつぶ」をお買い上げ。 安すぎだろう…。 週末限定販売の只見町の駅弁「只見マトンめし」が売られていたので初めてお買い上げして美味しく頂く☺️
先週お裾分けをして頂いた、福島県は西白河郡の西郷村産の新米「天のつぶ」を炊き上げました。 キラキラ・ツヤツヤしていて、ナイスな炊き上がり。そして香りと食感はとても私好み。 やっぱり天のつぶは好きだなぁ…… 何とか継続して入手できないだろうか。。。
お米は福島県産の「天のつぶ」新米だって。 おいし〜い🥰
今日は、福島県産天のつぶ🍚️ いただきます🙏️
天のつぶは本当にまずい😭 福笑いはどうなのかな #福島県
SNSで「天のつぶ」と検索してみると、実際に購入した人や飲食店で食べた人のリアルな声がたくさん見つかります。
良い口コミが多いものの、中には「まずい」と感じたという意見もあり、実際に使った人の本音がそのまま伝わってきます。
まず多かったのは、“新米の美味しさ”に感動したという声です。
ある投稿では、只見駅前で行われていた米フェスで天のつぶの新米が5kgで3,000円という格安価格で販売されており、思わず購入したという声がありました。
炊いて食べてみたところ、ツヤがあり食感が良く、満足度の高い印象が伝わってきます。
また、福島県西郷村産の新米を炊いた人は、炊き上がりのキラキラ感に感動したとのこと。香りも食感も好みで、「継続して買えるならずっと食べたい」と気に入っている様子でした。
飲食店で天のつぶを食べたという投稿もありました。
あるラーメン店では卵かけご飯(TKG)に天のつぶを使っているそうで、注文してみたところ、程よい硬さが絶妙で「予想通りに美味しい!」と満足したという内容がありました。
店側が特定の品種を選んでいるという事実からも、料理用途として評価されていることがうかがえます。
一方で、「今までブレンド米を食べていたけれど、価格高騰で初めて天のつぶに切り替えてみたら、意外ともちもちで美味しかった」という声もあり、コスパをきっかけにファンになった人もいるようです。
シンプルに「福島県産の天のつぶ、新米が本当においしい」という短い投稿も多く、普段から選んでいる“お気に入りの品種”として紹介する人も目立ちました。
ただし、すべてが高評価というわけではありません。
中には「天のつぶは本当にまずい。福笑いはどうなんだろう」という率直な意見もあり、甘みや粘りが強いお米を好む人には合わないケースがあることが分かります。
その一方で、「別の品種に浮気して戻ってきた」「味も粒の大きさもやっぱり天のつぶが一番しっくりくる」といった“戻り買い”の人もいて、味の好みが合う人には強く支持されているのが印象的でした。
SNS全体を見てみると、天のつぶは“硬め・しっかり粒で冷めても美味しい”特徴を好む人には圧倒的に支持される品種という傾向がはっきりと見えてきます。
逆に、甘みやモチモチした粘りを重視する人には合いにくく、そこが「まずい」と感じるポイントになっているようです。
天のつぶとコシヒカリの比較で見える違い
多くの人が気になるのが、天のつぶとコシヒカリの比較です。
ここを整理しておくと、自分の好みがどちら寄りなのか判断しやすくなります。
| 項目 | 天のつぶ | コシヒカリ |
|---|---|---|
| 味・甘み | さっぱり、甘みは控えめ | 甘みが強く濃厚な味 |
| 粘り | 中〜やや弱めでベチャつきにくい | 粘りが強くモチモチ |
| 食感 | 粒大きめでしっかり噛みごたえ | やわらかめで口当たりなめらか |
| 冷めたとき | 硬くなりにくく弁当向き | 条件次第でやや食味が落ちやすい |
| 価格帯 | 比較的手頃なことが多い | 天のつぶより高めが多い |
私の感覚としては、天のつぶ=おかずと合わせる日常使い、コシヒカリ=白ご飯そのものを楽しみたいときという住み分けがしっくりきます。
コシヒカリ全般の特徴や他品種との違いをもっと深掘りしたい場合は、あきたこまちとコシヒカリの違い・味・価格の詳しい比較も参考になると思います。
天のつぶの産地と背景は?福島県オリジナル品種
天のつぶは、福島県が約15年かけて開発したオリジナル品種です。コシヒカリやひとめぼれ系統をベースに、収量性と食味のバランスを追求して育成されました。
主な産地は、福島県内の平野部や中通り・浜通りエリアなどで、県の主力品種のひとつとして広く栽培されています。
稲穂が天に向かってまっすぐ伸びる姿から「天のつぶ」と名付けられ、震災後には復興のシンボル的存在としても位置づけられてきました。
栽培面では、倒伏や病気に強く、収量が安定しやすい多収性品種というのが大きな特徴です。そのおかげで、価格を抑えつつ、一定の品質を維持しやすいというメリットがあります。
「福島の気候や土壌に合わせて最適化されたお米」という視点で見ると、天のつぶは地域と一緒に育ってきたブランド米とも言えます。
産地やストーリーを知ると、また違った愛着も湧いてきますね。
参考:福島県 天のつぶ
天のつぶの放射能検査は大丈夫?
きのう実証栽培で収穫したコメ(天のつぶ)の全量全袋検査を行いました。 検査の結果、国が定める放射性物質の基準値を超えるものはありませんでした。 田植えから収穫までの長い間、たくさんの応援をいただき、本当にありがとうございました🌾
福島県産と聞くと、どうしても放射能や安全性が気になる方も多いと思います。
ここは、安心して選ぶためにもしっかり押さえておきたいポイントです。
結論から言うと、現在流通している天のつぶは、安全基準を大きく下回るか検出限界未満のレベルで管理されています。
福島県内では、収穫後や出荷前に放射性物質の検査が継続的に行われており、基準値を超える米は流通しない仕組みが整えられています。
安全性チェックのポイントは次の通りです。
- 収穫時・出荷前に放射性物質検査を実施していること
- 基準値を超えるものは市場に出ない仕組みになっていること
- 検査結果が自治体や関連機関のサイトで公開されていること
とはいえ、放射能に対する感じ方や許容度は人それぞれです。
数値はあくまで一般的な目安ですし、より正確な情報は自治体や国の公式サイトを確認するのが一番確実です。
不安が強い場合は、専門機関や自治体の相談窓口にも確認してみてください。
健康や安全に関する判断は、最終的にはあなた自身とご家族の価値観が大切です。
ここでお伝えしているのは一般的な情報と私個人の見解なので、正確な情報は必ず公式機関の最新データをチェックし、判断に迷う場合は医師や専門家に相談することをおすすめします。
参考:消費者庁 消費者が安心できる お米のために
天のつぶはまずい?評価と上手な選び方

ここからは、「天のつぶ まずい」という評価を前向きに捉え直しながら、炊き方のコツや価格、備蓄向きかどうか、おすすめの料理、パッケージの特徴など、実際に選ぶときの判断材料をまとめていきます。
- 美味しく炊くための水加減と炊き方
- 天のつぶは安い?2kg5kg10kg価格まとめ
- 天のつぶは備蓄米として優秀?
- 天のつぶを美味しく食べられるおすすめ料理
- 天のつぶのパッケージロゴの特徴を紹介
- 天のつぶの新米はいつから?
- 天のつぶとTOKIOの関係は?
- 天のつぶに向いている人・向いていない人
- 【まとめ】天のつぶはまずい?炊き方と用途で評価が大きく変わる
美味しく炊くための水加減と炊き方

天のつぶを美味しく食べるうえで、炊き方と水加減はかなり重要です。
ここが合っていないと、「硬い」「パサパサ」「まずい」と感じる原因になってしまいます。
基本の水加減と浸水時間
- 水加減の目安:米1合に対して水1.1〜1.2倍程度(炊飯器の標準よりやや多め)
- 浸水時間:夏は30分以上、冬は40〜60分ほど
- 蒸らし時間:炊き上がり後10分程度、フタを開けずに置く
これくらいしっかり浸水させてあげると、硬くなりやすい天のつぶでも、芯のないふっくらした食感に近づきます。
用途別の水加減イメージ
| 用途 | 水加減の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 白ご飯 | 1.1倍前後 | ふっくら感と粒立ちのバランス重視 |
| 丼もの・カレー | やや少なめ(1.05倍程度) | ルウやタレでベチャつかないように調整 |
| チャーハン | 少なめ(標準〜やや少なめ) | 冷ましてから使うとパラっと仕上がる |
| 寿司飯 | 標準〜やや少なめ | 酢を打つので柔らかくなりすぎないように |
炊き方や水加減の基本をもっと深掘りしたい方は、無洗米の早炊きは大丈夫?失敗しない手順と注意点など、炊き方に特化した記事も参考になると思います。
なお、お米全般に言えることですが、計量カップよりキッチンスケールで重さを量ったほうが誤差が少ないです。水量もきっちり合わせたい方は、重さで管理してみるのもおすすめです。
天のつぶは安い?2kg5kg10kg価格まとめ
天のつぶの魅力のひとつが、価格の手頃さです。一般的な通販の傾向としては、コシヒカリなどの人気銘柄と比べると、同じ容量で少し安めの価格帯に収まることが多いです。
ざっくりとした価格の目安は、次のようなイメージです(すべて税込の一般的な通販価格帯で、時期やショップによって変動します)。
| 容量 | 価格の目安 | 1kgあたりのイメージ |
|---|---|---|
| 2kg | 2,000〜3,500円程度 | 1,000〜1,700円前後 |
| 5kg | 4,000〜5,000円程度 | 800〜1,000円前後 |
| 10kg | 8,000円前後 | 800〜900円前後 |
あくまで一般的な目安ですが、「そこそこの価格で、安定した品質の日常用ブランド米」というポジションに収まることが多いですね。
ふるさと納税やセールを活用すると、実質負担がさらに抑えられるケースもあります。
お米の価格は、相場や為替、収穫状況、流通コストなど、さまざまな要因で変動します。
ここでの数字は参考程度にとどめて、最新の価格は各通販サイトや店舗で直接確認してください。
天のつぶは備蓄米として優秀?

天のつぶは、備蓄米としても使いやすいお米だと感じています。その理由は、粒立ちと冷め耐性の高さ、そして多収性によるコスト面のバランスです。
冷めても味や食感の落ち方がゆるやかなので、非常時のご飯やおにぎり、レトルトカレーと合わせるご飯としても活躍してくれます。
また、真空パック品や長期保存向けの備蓄セットとして販売されているものも多く、日常利用とローリングストックを両立しやすい点もメリットです。
備蓄用に選ぶときのポイント
- できれば玄米で購入し、使う直前に精米する
- 直射日光の当たらない涼しい場所で保管する
- 長期保存用パックは使用期限を定期的にチェックする
- 日常的に食べて味に慣れておき、いざというときにストレスを減らす
備蓄米の保存可能期間は、保管環境やパッケージ形態によって大きく変わります。
表示されている保存期間はあくまで目安として、高温多湿を避け、異臭やカビなどの異常があれば食べないようにしてください。
安全面に不安がある場合は、必ず自治体や専門機関のアドバイスを参考にしましょう。
天のつぶを美味しく食べられるおすすめ料理
天のつぶの硬めで粒立ちの良い性質を活かすなら、次のような料理がおすすめです。
- パラっと仕上げたいチャーハン
- タレが絡む牛丼や焼き肉丼、豚生姜焼き丼
- 冷めても美味しいお弁当のご飯やおにぎり
- 酢飯にして楽しむちらし寿司や手まり寿司
個人的にかなり相性がいいと感じているのが、濃いめの味付けのおかずを乗せた丼ものです。
天のつぶのさっぱりした後味が、タレの甘じょっぱさをしっかり受け止めてくれます。
たとえば、赤ワインと生姜を使った豚生姜焼き丼を作ると、噛みごたえのある天のつぶのご飯と相性抜群です。
ご家庭の定番丼メニューを、天のつぶで一度試してみてほしいなと思います。
天のつぶのパッケージロゴの特徴を紹介
天のつぶは、パッケージやロゴデザインも印象的なお米です。
福島県が管理する公式ロゴを中心に、米粒や稲穂をモチーフにしたデザインが多く使われています。
藍色や落ち着いた色味をベースに、力強く「天のつぶ」と書かれたロゴが配置されている袋が多く、棚に並んでいてもすぐに見つけやすいのが特徴です。
ギフト用に、小さなキューブ型のパッケージや真空パック仕様になっているものもあり、贈り物としても扱いやすくなっています。
生産者さん独自のデザインで、キャラクターやイラストをあしらったパッケージもあります。
通販サイトでパッケージ写真を眺めていると、生産者ごとのこだわりが伝わってきてちょっと楽しいですよ。
天のつぶの新米はいつから?

天のつぶの新米が出回る時期は、例年秋〜初冬にかけてが中心です。
収穫はおおむね9〜10月ごろで、その後精米されて10月〜11月あたりから新米として店頭や通販に並び始めます。
新米時期の天のつぶは、普段よりも香りが立ちやすく、粒のハリがより強く感じられることが多いです。
水分を多く含んでいるので、いつもと同じ水加減で炊くと少し柔らかくなりがちで、新米のときは水を少しだけ控えめにするのがおすすめです。
新米の天のつぶを楽しむときのポイント
- 水加減はいつもより少し控えめにする
- 精米日と産年を確認して、できるだけ新しいものを選ぶ
- 購入後は長期保存しすぎず、早めに食べ切る
新米かどうかは、袋に記載された産年や精米日で確認できます。
新米シーズンは、天のつぶの本来のポテンシャルを味わいやすいタイミングなので、気になっている方はこの時期に一度試してみるのがおすすめです。
天のつぶとTOKIOの関係は?
TOKIO城島くん&国分くん 福島県オリジナル米「天のつぶ」CM発表会/報知
天のつぶとTOKIOの関係については、福島県オリジナル米である天のつぶのPRに、TOKIOの国分太一さんが出演したテレビCMが大きなきっかけになっています。
特に2015年に放映されたCMは、東日本大震災からの復興を象徴する存在として天のつぶをアピールする重要なプロモーションでした。
天のつぶは、福島県が約15年かけて開発したオリジナル品種で、穂が天へまっすぐ伸びる強い生命力と、天からの恵みを受けて豊かに実る米粒のイメージから名前が付けられました。
粒ぞろいが良く光沢があり、食べたときのしっかりした食感が特徴で、炊きたてはもちろん、冷めても美味しさが長持ちする点も魅力です。
国分太一さんのCMは2015年1月28日から放映され、福島県産の天のつぶの魅力を広く届けるために制作されました。
まっすぐ伸びる稲の姿を象徴的に描き、復興への願いを重ね合わせたCMで、天のつぶが持つ力強さと未来への希望を表現していたのが印象的です。
天のつぶのPRにTOKIOメンバーが携わったことで、品種自体の知名度も一気に高まり、福島県産米全体のイメージアップにもつながった取り組みだったと感じています。
天のつぶに向いている人・向いていない人

ここまでの内容を踏まえて、天のつぶが向いている人・向いていない人を整理しておきます。
天のつぶが向いている人
- さっぱりしたご飯が好きで、粒立ちを重視する人
- チャーハンや丼もの、お弁当用のご飯に使うことが多い人
- 価格と品質のバランスが良い日常用のブランド米を探している人
- 冷めても美味しいお米が欲しい人
天のつぶが向いていないかもしれない人
- コシヒカリやゆめぴりかのような強い甘みとモチモチ食感を絶対条件にしている人
- 白ご飯だけでごちそう感を楽しみたい人
- やわらかめのご飯でないと食べづらい小さな子どもや高齢の家族が多い家庭
とはいえ、この向き不向きはあくまで一般的な目安です。
炊き方や水加減を調整していくことで、自分好みの「天のつぶの美味しさ」に近づけることも十分可能です。
お米がまずいと感じる原因の多くは、品種そのものだけでなく、炊き方や保存状態にあることも多いです。
気になる方は、茨城県産コシヒカリがまずい理由と炊き方のポイントなど、「まずい」と感じたときの立て直し方をまとめた記事も合わせてチェックしてみてください。
【まとめ】天のつぶはまずい?炊き方と用途で評価が大きく変わる
本記事では、天のつぶの味や食感の実食レビュー、口コミや評価、食味ランキングでの位置づけ、産地や放射能検査の状況、水加減や炊き方のコツなど、できるだけわかりやすく解説しました。
解説した内容をまとめたので、確認していきましょう。
- コシヒカリのような強い甘みと粘りを期待するとギャップが生まれやすい
- 粒が大きく外側が硬めのため、水加減が合わないと硬く感じやすい
- さっぱり系のお米なので濃厚な味を求める人には物足りることがある
- 炊き方の違いで食感が大きく変わり、まずいと誤解されやすい
- 食味ランキングではAランクで安定しており品質は一定以上
- 粒立ちが良く冷めても食感が落ちにくく弁当やおにぎりに強い
- 甘さ控えめで濃い味のおかずを引き立てやすい特徴がある
- 実食レビューでも無臭でクセがなく食べやすい
- 炊飯器のモードや浸水時間を工夫すると味が向上する
- SNSでは新米の美味しさやツヤを評価する声がある
- 一部で「まずい」との意見もあり味の好みが分かれやすい
- コシヒカリとの比較では甘みと粘りが控えめで用途が異なる
- 福島県産で放射能検査も基準値以下で安全性が確保されている
- 価格は比較的手頃で日常使いの米として選ばれやすい
- 冷めにくく保存性が高いため備蓄米としての相性も良い
天のつぶがまずいのか美味しいのか、本当のところが知りたくて不安になっている方は多いと思います。
特に、お米選びで失敗したくない人にとっては、価格や味、食感、安全性まで気になりますよね。
その気持ち、すごく分かります。同じ天のつぶでも、炊き方・水加減・好みの食感によって印象がガラッと変わるお米なので、「まずい」と感じる人が出るのも自然です。
しかも、ネット上の口コミには良い評価と悪い評価が入り混じっていて、どれを信じればいいかわからなくなりやすいですよね。
天のつぶは
- 粒立ちの良さ
- 冷めても美味しい性質
- さっぱり系の味
- 硬めの食感
- 水加減で大きく味が変わる特徴
を持ったお米です。
甘みと粘りを求める人には合いませんが、チャーハン・丼もの・お弁当には抜群。さらに、価格が手頃で食味ランクも安定のA評価、放射能検査も徹底されているため、日常使いではかなり優秀な立ち位置にあります。
もし今あなたが「まずいのかな…買って失敗したくないな…」という気持ちを抱えているなら、天のつぶはその不安を裏切らない一面があります。
実際にSNSには「冷めても美味しい」「お弁当に最高」「粒がしっかりして好み」といった声も多く、用途がハマるとリピートしている人がたくさんいます。
そして何より、あなたの炊き方ひとつで“別物レベル”に美味しくなるお米です。
つまり、天のつぶは「甘くてモチモチが好きな人」よりも、“粒感・さっぱり・冷めても美味しい” を求める人にとって大きな武器になるお米です。
もし今までの食卓を少し変えたい、作り置きやお弁当、ごはんが主役でない料理をもっと楽しみたいと思っているなら、天のつぶは一度試してみる価値があります。
一度炊き方を合わせると、「あれ?このお米、けっこう好きかも」という発見がきっとあるはずです。